20日、韓国メディアによると、韓国の最大野党「自由韓国党」のリュ・ヨヘ最高委員が「浦項市の地震は天が文在寅政府に与えた警告だ」と発言し、物議を醸している。資料写真。

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2017年11月20日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の最大野党「自由韓国党」のリュ・ヨヘ最高委員が「浦項市の地震は天が文在寅(ムン・ジェイン)政府に与えた警告だ」と発言し、物議を醸している。

韓国では15日午後2時30分ごろ、南東部の慶尚北道浦項市で観測史上2番目に強いマグニチュード(M)5.4の地震が発生し、大小さまざまな被害が発生している。

リュ最高委員は17日に行われた党の最高委員会議に出席した際、15日の地震をめぐり「天が文在寅政府に与えた厳しい警告、天心だとの指摘がある」と明らかにし、「文政府はこれを見過ごしてはならない」と主張した。この発言は、文政府の積弊(過去の政権によって積み上げられた弊害)清算や人事問題を批判する際に出た発言だという。

これを受け、ネット上では「浦項市民が天罰を受けたという意味か」などと反発する声が上がり、波紋が広がっている。するとリュ最高委員は「誰かが私の発言を歪曲(わいきょく)し、浦項市民の心を刺激している」とし、自身の発言を歪曲する「偽ニュース」に対応していく考えを示した。

これに対し、韓国与党「共に民主党」は18日に論評を出し、「政府と与野党が一つになって対応策をまとめ、全国民が協力して災害を乗り越えようとする雰囲気に水を差した」と批判した。「自由韓国党」関係者も「党内でもリュ最高委員の突発的な発言に対する懸念が高まっている」と明らかにした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「こんな考えを持つ人がなぜ国会議員になれたの?」「信じられない。発言する前に常識を考えてほしい」「21世紀の発言とは思えない」「地震を政治に利用するなんて…。浦項市民に申し訳ないと思わないの?」「浦項市民は夜も眠れずに苦しんでいるというのにひど過ぎる」など批判の声が相次いで寄せられている。(翻訳・編集/堂本)