ロアッソ熊本の池谷友良監督が辞任し、13年携わったクラブを去ると表明した【写真:Getty Images】

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 19日に行われた明治安田生命J2リーグ最終節と同J3リーグ第32節の結果を受け、来季のJ2残留が決まったロアッソ熊本。シーズンを終えてから一夜明けた20日、池谷友良監督の辞任を発表した。

 池谷監督は前身のロッソ熊本時代の2005年から、熊本の監督やゼネラルマネージャー、社長などを歴任してきた。熊本のJリーグ参入にも先頭に立って取り組み、クラブの歴史を象徴する人物とも言える。

 しかし、6月に清川浩行前監督から低迷するチームを引き継いだ後も浮上のきっかけを掴めず、最終的には21位でシーズンを終えた。J3の2位以内を争う上位3クラブのうち2クラブがJ2ライセンスを保持していない関係で、来季J3からJ2へ昇格の可能性を有するのは最大1クラブ(栃木SC)となったため、熊本はギリギリ残留を決めることができた。

 辞任にあたり池谷監督はクラブ公式サイト上で「6月の監督交代からチームを率いてここまで、皆様の期待に応える結果が出せず、監督を辞任し、クラブを去ることを決断いたしました。ファン・サポーターの皆様をはじめ、この13年間支えていただいた全ての皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。また、共に闘ってくれた選手・チームスタッフ、チームを支えてくれた関係者の皆様、ありがとうございました」とコメントし、立ち上げから携わった熊本を離れることも明かした。

 そして「私は熊本を離れますが、今後のロアッソ熊本の健闘を心から祈っています。ファン、サポーターの皆様、クラブ・チームを引き続きサポートしていただけますよう、心よりお願い申し上げます。13年間、ありがとうございました」と、感謝とエールを述べている。

 クラブも「池谷友良氏はクラブ立ち上げより13年間、監督としてJリーグへの参入、またゼネラルマネージャーや社長としてクラブ・チームの先頭に立って、クラブの発展のために大いなるご尽力をいただきました。池谷氏の13年間の功労に深く感謝の意を表します」と、功労者の貢献に謝意を表明している。

 なお、池谷監督の辞任とともに飯田正吾強化本部長の解任も発表された。後任の監督および強化本部長は現時点で未定となっている。

text by 編集部