2017年度「新藤兼人賞」金賞に『ブランカとギター弾き』長谷井宏紀

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 将来性のある新人監督と、 優秀なプロデューサーに贈る2017年度『新藤兼人賞』金賞・銀賞、プロデューサー賞の受賞者が発表された。

参考:石川慶監督の登場は、日本映画史における“事件”だ 荻野洋一の『愚行録』評

 新藤兼人賞は、「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーの観点で選考を行う、日本で唯一の個性を持つ新人監督賞。「今後の日本映画界を背負う人材を育てたい」という映画製作者達の思いから1996年に創設され、インディペンデント映画の先駆者である故・新藤兼人監督の名を借り、今年で22回目を迎える。

 過去に本賞を受賞したのは是枝裕和、橋口亮輔、李相日、西川美和、佐々部清、土井裕泰、中村義洋、内田けんじ、森義隆、呉美保ら。今回、選考の対象となったのは、2016年12月から2017年11月に劇場公開された新人監督(長編処女作より3作品まで)作品で、その数は過去最多181作品にのぼった。

 金賞を受賞したのは『ブランカとギター弾き』を手がけた長谷井宏紀監督。初監督作で、フィリピンを舞台に孤児の少女と盲目のギター弾きの旅が描かれている。銀賞には、羨望や嫉妬が絡まったミステリーを描いた『愚行録』が評価を受け、石川慶監督が選出。プロデューサー賞は『もうろうをいきる』『海の彼方』山上徹二郎が受賞した。

 12月8日には、東京都千代田区の如水会館にて授賞式が開催される。

【新藤兼人賞2017年度受賞者・受賞作品一覧】

■金賞長谷井宏紀監督『ブランカとギター弾き』

■銀賞石川慶監督 『愚行録』

■プロデューサー賞山上徹二郎プロデューサー『もうろうをいきる』『海の彼方』

(リアルサウンド編集部)