仮想通貨Bitcoin(ビットコイン)の価格が、1BTCあたり8000ドル(約90万円)を突破しました。ビットコインは分裂騒動のたびに「急落&それを上回る高騰」というサイクルを繰り返して相場が上昇し続けています。

Bitcoin Soars Past $8,000 as Technology Shift Concern Vanishes - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-11-19/bitcoin-soars-past-8-000-as-technology-shift-concern-vanishes

ビットコインのドル建て価格が、2017年11月20日に史上初めて8000ドル(約90万円)の大台を突破しました。



2017年11月中旬に予定されていたハードフォークを伴う分裂騒動を受けて急落していたビットコインでしたが、正式なハードフォーク延期によって相場が急回復し、従来の最高値記録を更新し、大台の8000ドルも難なく突破したというわけです。

仮想通貨BitcoinのハードフォークSegwit2が延期に、分裂騒動が成長を阻害するとの懸念も - GIGAZINE



ビットコインが普及するに従って決済速度の遅延や取引手数料の高騰という実用性の低下が問題になっており、これを解消するためにソフトフォーク・ハードフォークによるバージョンアップデートの必要性が検討されてきました。バージョンアップに伴って、ビットコイン分裂による価格の下落やシステムシャットダウンに伴う「手持ちのビットコイン喪失」という最悪の結果を回避するために、分裂騒動が起こるたびにビットコイン価格は急落するというのがお決まりのパターンです。分裂の危機が回避されるたびに再び買い戻された価格は急落前を上回って高騰する、というパターンが2017年内だけでも3度記録され、すでに、「分裂騒動は相場上昇のサイン」という経験則が生み出されつつある状況です。

年初来700%以上の上昇を記録するビットコインについては過剰な高騰を指摘するビットコインバブル論が常に警告されていますが、旺盛な需要は警告をあざ笑うかのように上昇し続けています。ウォールストリートなどの金融市場が無視できないほど巨大な市場になっているビットコインの相場の先行きは、誰にも予想できない領域に突入しているようです。