月経前でイライラ…トレーニングは 休むのが正解?トレ女の保健体育9

写真拡大 (全2枚)

“PMS”ってどんな症状?

PMSって知ってますよね?PMSは月経前困難症のことで、生理になる3〜10日前に起こる、体や心の不調のこと。いつもなら何てことないのに、その時期になると怒りっぽくなる…憂鬱な気持ちになるなど、心の不調や、胸の張り、肌荒れ、便秘などの体の不調などのさまざまな症状が起こってきます。

これらは月経がくると解消するというのが特徴ですが、1カ月に1回、一時期とはいえ、心や体の不調が定期的にやってくるとなると結構ツライ…。そんな時日本人はどうしても我慢してしまいがちですが、婦人科で相談し低用量ピルなどを使って適切な対処をするということも、一つの手です。

また、月経が来ても解消しないような、日常的な心と体の不調はPMSとは関係ないので、早めにクリニックを受診して!

PMSって体の中でどんなことが起こっている?

PMSは、排卵後にプロゲステロンという黄体ホルモンが分泌されることが、体に影響して起こります。プロゲステロンに対して体の感受性が強い人ほど体に影響が出やすく、さまざまな症状が現れます。ただ、PMSがあるということは黄体ホルモンがきちんと分泌されていることなので、調子が悪くてイライラしても、「女性の体としてきちんと働いている」と受け入れられれば、精神的には少しラクになるかもしれません。

この時期のトレーニングはどうする?

PMSは心が重すぎるので、トレーニングは休む?

いいえ、トレーニングを休む必要はないのですが、心や体が拒否しているのに無理やりトレーニングをするのは怪我のもとなので、そういうマインドであるなら潔くやめましょう。とはいえ、特有のイライラなどはトレーニングをしてすっきりしたほうが、症状が緩和されることもあるので、適度な運動はしたほうが◎。通常のトレーニングよりも心や体の動きを丁寧に見て、自分に合ったトレーニング方法を行いましょう。

例えば、ストレッチする時間を長めにしたり、マッサージや入浴時間を大切にするなど、体のメンテナンスに時間をかけるのもおすすめです。

どうしてもイライラしがちなこの時期。自分の体と向き合うにはいい、と前向きにトレーニングすることで、美トレ女子として一歩前進できるに違いありません!

 

ライター:北川彩
出典:『Yogini』vol.56 女性ホルモンについてきちんと学ぼう
監修:高尾美穂/産婦人科専門医。スポーツドクター。女性のためのクリニック「イーク表参道」副院長