決勝弾を決めて喜びを爆発させる近藤。試合直後の心境も吐露した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[J2リーグ42節]千葉2-1横浜FC/11月19日/フクアリ
 
 1-1で迎えた後半アディショナルタイム、チームを昇格プレーオフ進出に導く決勝ゴールを奪ったのは最終ラインの要である近藤直也だった。
 
「後ろから見ていてじれったいというか。チャンスがありながら決め切るところで決められなかった。終盤に上がって良いかとベンチに確認を取って、前にポジションを取りました」
 
 引き分けではシーズン終了となってしまう状況のなか、ゴールを狙って前線に上がった近藤のもとに絶好球が来たのは90+2分のことだった。清武功暉の右からのCKをゴール正面で待ち受けると、「コースを狙いすぎると外すんじゃないかと。真ん中気味で強く当てたらキーパーが弾くんじゃないかと思いました」と、強烈なヘッドをゴールネットに突き刺して、スタジアムに歓喜をもたらした。
 
 試合終了直後は「ほかのチームの状況が分からなかったから、ベンチの様子を窺う感じでした」と話す。ただし、吉報を訊くと、まずこみ上げてきた感情は「ホッとした」というものだったという。「僕らの目標は自動昇格であった」と語るように、目標には届かなかったが、J1昇格のチャンスを得られたことに胸を撫で下ろしたということなのだろう。
 
 これでチームは6位に順位を上げ、滑り込みでプレーオフ進出を果たした。11月26日にはまず、アウェーで名古屋と対戦する。
 
「僕らは失うものはない。みんながハードワークをして最後まで走り切るサッカーをすれば結果も付いてくると思う。自分たちのサッカーを貫きたい」
 
 決戦へ向け近藤はそう気合いを入れた。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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