雪が降る中で山形が今季最多の4ゴール

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[11.19 J2第42節 山形4-1岐阜 NDスタ]

 11位モンテディオ山形がホームで17位FC岐阜に4-1で勝利し、6戦負けなし(3勝3分)でシーズンを終えた。雪が降る厳しい天候の中、開始早々に先制を許したが、そこから今季最多の4ゴールを奪う逆転劇。木山隆之監督の就任1年目を快勝で締めくくった。

 山形は前節・水戸戦(1-0)からのスタメン変更はなし。一方、岐阜は前節・湘南戦(1-1)から1人を入れ替え、MF田森大己に代わってDF野澤英之が18試合ぶりに先発復帰した。

 キックオフ前から雪が降り続ける極寒の中で行われた一戦。山形は前半1分にパスワークで中央をあっさりと崩され、岐阜のFW田中パウロ淳一に左足のシュートを決められてしまう。だが、過去の降雪ゲームでリーグ戦6勝2分1敗と強さを見せるホームチームは、ここから猛反撃を見せた。

 0-1の前半17分、右CK崩れから左サイドのMF汰木康也が右足でクロスを供給。ファーのMF佐藤優平が折り返し、セットプレーで攻め残っていたDF栗山直樹が豪快に右足で蹴り込む。栗山の今季2ゴール目により、1-1と同点に追いついた。

 その後、雪がさらに強まり、ピッチ一面が真っ白になると、オレンジのカラーボールに変更。前半36分には汰木がドリブルで左サイドをえぐり、MF庄司悦大に潰されてこぼれたボールをPA手前中央のMF茂木力也が右足でゴール左へと叩き込む。茂木の移籍後初得点が生まれ、山形が2-1とリードして前半を折り返した。

 後半も雪の降る勢いは衰えず、ハーフタイム中に除雪が行われたピッチはあっという間に再び白く染まる。ショートパスを主体に組み立てる岐阜にとっては、難しいコンディションが続いた。

 ペースを握る山形は後半9分に佐藤を下げ、16日に今季限りでの退団を発表したDF石川竜也を投入する。直後の同10分には相手のCKを防いだ後のカウンターから汰木がドリブルで駆け上がり、左を走るDF高木利弥につなぐ。高木のラストパスを受けたMF鈴木雄斗がPA内右から右足で冷静にゴール左へと流し込み、リードを2点に広げた。

 続けざまに後半15分、茂木の浮き球のパスをFW阪野豊史が頭でフリックし、鈴木が相手DFを振り切ってPA内左へ進入。角度のない位置から左足でゴール右に決め、自身の今季5得点目で4-1とした。

 劣勢が続いた岐阜は山形のシュート数18本に対し、半分以下の7本。大木武監督の就任初年度の集大成としたいゲームだったが、慣れない環境にも苦しみ、完敗で9試合未勝利(3分6敗)となった。


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