先制点の平と決勝点の内田。伏兵のゴールで昇格プレーオフを勝ち取った。(C)SOCCER DIGEST

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[J2リーグ42節]東京V2-1徳島/11月19日/味スタ
 
 J2リーグ42節の東京V対徳島が19日、味の素スタジアムで行なわれ、東京Vが2-1で勝利した。この結果、9年ぶりのJ1昇格を目指す東京Vが、J1昇格プレーオフ進出の権利を得た。
 
 勝てば文句なしでプレーオフ進出が決まる5位・6位対決で、先制したのは6位の東京Vだった。左サイドで得たFKのチャンスで安在和樹が正確なクロスを上げると、中央の平智広が相手ともつれあいながらもしっかりと頭でミートし、ヘディングシュートをねじ込む。ホームチームは、堅実な守備でこの1点を守り抜き、前半を折り返した。
 
 後半に入ると徳島が盛り返し、試合の主導権を握っていく。リーグ2位の70得点を挙げる攻撃陣は迫力十分で、右サイドの馬渡和彰やFW渡大生のスピードを活かしてサイドアタックを仕掛けた。49分に生まれた同点弾は、このふたりの特長が出た形だ。右サイドで縦に抜けた馬渡の鋭いクロスを、中央の渡が相手のマークを一瞬外して合わせる。徳島の得意のパターンで東京Vゴールをこじ開けた。
 
 その後はボールポゼッションで上回る徳島が優位に試合を進めるも、東京Vも水際で身体を張ってゴールは許さない。そうして迎えた88分、千載一遇のCKのチャンスを活かし、内田達也が混戦からねじ込んで決勝点を挙げた。
 
 試合はそのまま2-1で終了。勝利した東京Vが、熾烈な上位対決を制して5位に浮上し、プレーオフ進出を決めた。敗れた徳島は千葉に抜かれ、最終節で7位に転落。惜しくもJ1への挑戦権を逃した。
 
 東京Vは26日に行なわれるプレーオフ準決勝で福岡と対戦。決勝は12月3日に行なわれる。