30分に同点に追いつくシュートを決めた千葉の町田。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

[J2リーグ最終節]千葉 2-1 横浜FC/11月19日/フクアリ

 J1昇格プレーオフ進出を懸けて最終戦に臨んだ8位の千葉は、横浜FCに2-1で逆転勝利。6位に浮上した千葉は、昇格プレーオフ進出を決めた。

 試合は開始1分にいきなり動いた。横浜FCのジョン・チュングンが千葉DFのキム・ボムヨンからボールを奪うと、右サイドからクロスを入れる。これが、千葉の溝渕雄志のオウンゴールを誘い、アウェーの横浜FCが先制する。

 しかしプレーオフ進出へ勝つしかない千葉も徐々にリズムを取り戻し、迎えた30分、ラリベイからパスを受けた町田也真人が右サイド深くから意表を突いたシュートを放つ。すると、これがゴールに吸い込まれ、千葉が同点に追いつく。

 1-1のまま後半に突入した試合は、互いになかなか決定機を掴めず、終盤へ。そして後半アディショナルタイム、CKのチャンスを掴んだ千葉は、清武功暉のクロスに飛び込んだベテランCBの近藤直也が渾身のヘディングシュート。これが相手GKの手を弾き、ゴールネットを揺らす。ついに千葉が勝ち越しに成功する。

 そして、このまま2-1でタイムアップ。千葉が勝利し、勝点を68に積み上げる。他会場では、6位・東京Vが5位・徳島に2-1で勝利、そして7位・松本が京都に0-1で敗戦。この結果、千葉は6位に浮上し、J1昇格プレーオフに滑り込むことに成功した。

 千葉はJ1昇格プレーオフでリーグ3位が確定した名古屋グランパスと対戦する。