浦和に中東の洗礼!? 試合後の会見で辛辣な質問が飛ぶ“完全アウェー”に監督・選手は?

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西川は守備陣との連係や時間の使い方を問われるも、“大人の言葉”で冷静に応対

 浦和レッズは現地時間18日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦、敵地アル・ヒラル(サウジアラビア)戦を1-1で引き分けた。

 キング・ファハドスタジアムは6万人超の完全アウェーだったが、試合後の記者会見でも“完全アウェー”の状況は続いていたようだ。浦和公式サイトが、その質疑応答の内容を公開している。

 浦和の記者会見には、堀孝史監督とマン・オブ・ザ・マッチに選出されたGK西川周作が出席。しかし、その二人に対する地元サウジアラビア思われる海外メディアからの質問内容は、極めて辛辣なものだった。

 まず、西川に対しては「前半から選手が転んだり、時間をかけたりした行為をした理由は?」と、アル・ヒラルの選手たちによるアフターチャージを棚に上げた質問が飛んだ。さらに、ファインセーブを連発した西川に対して「ディフェンスラインが悪かったと認めるのか」と、詰問とも言える質問になった。

 もっとも、当の西川は「時間を稼ぐということは、自分たちの意識にはありません。自分たちはハードに戦い、いい結果を持ち帰るための戦う姿勢を見せただけ」とコメント。GKとしても「チームで戦うスポーツなので、味方がミスをすることもありますし、自分もミスをすることがあります。その中でGKとしての役割、味方をサポートすることだけに、自分は、集中していました」と、挑発的な質問に対しても“大人の言葉”で応対した。

監督にも“上から目線”の質問連発だったが…

 また、堀監督に対しては「レッズの左サイドバックで相手にボールを持たれるシーンが多かったが、我々の方が宇賀神選手より上回っていたことは明らかだった」「攻撃的にアル・ヒラルの方が圧倒していたと思うが、レッズは守備的に戦うつもりだったのか」と、ホームでの引き分けにも関わらず、“上から目線”の質問を連発。結果に納得がいっていないことを隠そうともしない言葉を並べている。

 浦和公式サイトによれば、堀監督は「局面を見ればそのように見える場面もあるかもしれませんが、全体の問題」「守備をしなければいけないところはしっかり守備をすること」と、こちらも短い言葉ながら、“応戦”することはなく回答を終えている。

 試合後の記者会見まで“中東の洗礼”を浴びた浦和だったが、質疑応答でも指揮官と守護神が“好ディフェンス”を披露。アウェーゴールを含む貴重な引き分けを25日のホームで迎える第2戦に持ち帰った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images