C大阪のMF清武弘嗣【写真:Getty Images】

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欧州遠征メンバー漏れ、C大阪MF清武がダイレクト・バックヒールで驚愕アシスト

 サッカーJ1第32節はC大阪が横浜戦(日産スタジアム)に4-1で逆転勝ち。快勝劇で最も沸かせたのは、MF清武弘嗣の超絶“ダイレクト・バックヒール”だ。まるで背中に目がついているかのような高等テクニックでアシストを演じ、驚愕プレーの瞬間をJリーグ公式Youtubeが動画付きで紹介。ファンに恍惚を呼んでいる。

 一本のパスで相手の、ファンの、目を欺いた。

 自らのゴールで同点に追いつき、1-1で迎えた直後の後半23分。左サイドを攻め上がったFW柿谷は短いパス交換から密集を咲けるように中へ浮き球のショートパスを送った。これに反応したのが、エリア境界線付近に立っていた清武だ。2〜3メートル戻りながら、パスを受けに戻る。どう展開するのか。敵地のファンが注目した次の瞬間、とんでもないプレーを見せた。

 ゴールに背を向け、足元に落ちてきたボールをダイレクトで左足ヒールで当て、前線にパス。チェックに来たディフェンスをあざ笑うかのように、空いたスペースに送り、そこに中央で構えていたMF水沼が走り込んだ。そして、冷静に左足でゴール隅に突き刺し、逆転ゴールが生まれた。騒然としたスタジアムの中で、元日本代表DF中澤らも呆然と天を見上げていた。

 まるで背中に目がついているかのようなダイレクト・バックヒール。Jリーグ公式Youtubeチャンネルも決定的プレーを紹介し、映像を見ると柿谷がボールを持った時点で清武は小さく首を振って中を確認。そして、水沼に絶妙なパスを送っている。目の当たりにしたファンからも続々と驚きの声が上がっていた。

 直前にはペナルティエリア左サイドから豪快な同点弾を決めており、1得点1アシストでマークしていた。清武は11月の日本代表の欧州遠征メンバー漏れ。しかし、Jリーグでも魅惑のプレーを演じた28歳の代表待望の声はファンの間でも根強い。魅惑の「ダイレクト・バックヒール」は鮮烈なインパクトを残した。