ダラーラが、自社ブランドの軽量なロードカー「ストラダーレ」を発表!

【ギャラリー】Dallara Stradale5


インディカーをはじめとする様々なレーシングカーの製作で名高いイタリアのダラーラが、ロードカーを開発すると発表したのは2014年のこと。それから数年が過ぎ、今年の4月にはカモフラージュを纏ってテスト中の車両が目撃されていたが、ついにその全貌が明らかになった。「ストラダーレ」(イタリア語で"道"、つまり公道を意味する)と名付けられた同社初となる自社ブランドのロードカーは、ボディの曲線が美しい超軽量スポーツカーだ。

今回公開されたモデルはベーシックな仕様で、ドアもフロントガラスも装備されていない"バルケッタ"バージョンだ。だが、ダラーラによれば様々なカスタマイズが可能であり、ウインドスクリーンを取り付けた"ロードスター"や、T型フレーム、ガルウイング・ドアを装着して、タルガトップやクーペにもなるという。4月に目撃されたテスト車両はルーフとドアが備わるバージョンだったが、これは車高が高く見え、あまりエキサイティングな感じがしない。ただしバブルトップのコクピットはそれ自体が興味深く、クーペでも広々とした視界が得られそうだ。
セクシーでカッコ良いだけではなく、このクルマは性能も素晴らしい。ボディにはカーボンファイバーなどの複合素材が使用され、車両重量は855kgと軽量だ。ダラーラの発表によると、ミドシップに搭載されるエンジンは2.3リッター直列4気筒スーパーチャージャー付きで、最高出力400hpを発生するという。トランスミッションは6速マニュアルが標準だが、オプションでパドルシフト付きロボタイズ式シーケンシャル・トランスミッションも選べる。


CFD(数値流体力学)を使ったシミュレーションと風洞実験によって開発された車体はエアロダイナミクスに優れ、オプションのリア・ウイングを装着すれば、最高速度で走行時に820kgものダウンフォースを発生するというが、その最高速度が何km/hかは明らかにされていない。オプションでサーキット走行向けに車高を調整可能なサスペンションも装備することができる。電子制御システムにはボッシュが協力しており、最新のスタビリティ・コントロールを備える。

報道によれば、ダラーラは今後5年間に600台の生産を予定しており、価格は税・オプション別で15万5,000ユーロ(約2,050万円)から、タルガやクーペをご希望ならさらに高くなるという。

By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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