女優の片瀬那奈(36)が、俳優の風間杜夫(68)とともにW主演を務める映画『こいのわ 婚活クルージング』が18日に初日を迎え、その初日舞台あいさつに登壇、映画の撮影を振り返るとともに、現在の結婚願望などを語った。この日は共演の藤田朋子(52)、小橋めぐみ(38)、町田啓太(27)、八嶋智人(47)と、メガホンをとった金子修介監督(62)も登場した。

 『こいのわ 婚活クルージング』は広島県主催の婚活事業を舞台として、元社長の65歳のバツイチ男性と、元キャンギャルの35歳の独身女性編集者が婚活に奮闘する中で惹かれ合うさまを描いたコメディー。社長を突然解任された男性・門脇誠一郎役を風間、元キャンギャルの編集者・山本ナギ役を片瀬が演じる。

片瀬那奈

 風間との共演で、年上の男性にも興味を持ったという片瀬は、ロケ中には風間と二人で飲んでいたという八嶋が「普段は馬鹿みたいな話ばかりしているけど、一度『俺は女房には感謝しているんだ』という話をおっしゃっていて、そういう年を重ねてからの結婚の在り方というものもすごく参考になると思いました」と明かすと、片瀬は「素敵ー!」とうっとり。

 今回の出演で「年上も全然いいなと思うようになった」と語る片瀬は、現在恋愛や結婚に向けての意思としては「とにかく楽しければいいです。どういう人だというより、一緒にいて笑えれば誰でも。一緒にいて楽しければいい。年齢も気にしなくなったというか、若い時より気にならなくなっています。今すぐどうぞとお待ちしております。来てほしいわ」と大らかな気持ちの反面、切実な思いを明かし、沸かせる。

 また、近づくクリスマスに向けては「いい思い出がないので、いい思い出を作りたいです。あまり恵まれていないので」と少し寂し気に弱気なコメントも。

 全編広島ロケで、台詞も広島弁にチャレンジという本作品。風間は「広島弁は好きですよ。『仁義なき戦い』の…」と漏らし、八嶋が慌てて「テイストは全然違いますから。そんな映画じゃないですからすみません!」と慌ててフォローし笑いを誘う。

風間杜夫

 本作でオリジナル脚本を手掛けている金子監督は現在中国で映画のロケ中。久々のキャスト陣との再開に「癒やされた」とほっこりした様子を語りながら、今回の脚本に対して「(登場人物に)ところどころモデルはいるけど、俳優の個性を生かすことは考えて、当て書きはしていました」と明かしながら「片瀬さんは11年前に『デスノート』に出ていただいて、美脚というのはわかっていたので」と片瀬への思い入れを明かし、沸かせると、八嶋から劇中に片瀬がはいていたミニスカートを指摘し「もう衣装合わせがね、『うん、もうちょっとひざ上…もっと上』とかよく聞きましたね」などとツッコミを入れると「全身がかわいいというところではないかというところだと思うんですよね」としっかり自身をフォロー、笑いを呼んでいた。

 広島ロケでは「空き時間もたくさんあって、堪能させていただきました」と藤田が語る通り、皆で広島の旅を満喫したようで、八嶋がカメラが回ってない中で、旅番組をやっている風に、キャスト同士で宮島のもみじ饅頭の試食食べ歩きロケごっこを合間にやって楽しんだ様子を明かし「片瀬さんがiPhoneカメラでカメラマンをやったんだけど、また上手でブレないし、いい尺でカットするんですよ」と仲睦まじく楽しい時を過ごした様子を振り返っていた。【取材・撮影=桂 伸也】

町田啓太 風間杜夫 片瀬那奈
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