左上から時計回りで、香川、熊谷、石井監督、堀監督。AFCアウォーズには日本から6名がノミネートされた。(C)Getty Images

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 アジア・サッカー連盟は11月18日、「AFCアウォーズ2017」で決まる年間最優秀各賞のノミネート者(各3名)を発表した。
 
 2017年の活躍が顕著だった人物に贈られる個人賞は、最優秀選手賞(男女)、最優秀監督賞(男女)、最優秀フットサル選手賞(男子のみ)、最優秀ユース選手賞(男女)、最優秀インターナショナル選手賞(男子のみ)の5部門。今回日本からは6名が選出されている。
 
 2名の候補者を送り込んだのが、男子の監督部門。前・鹿島アントラーズ監督で、現在大宮アルディージャを率いる石井正忠監督と、浦和レッズの堀孝史監督だ。今季途中にミハイロ・ペトロビッチ前監督からバトンを受け継いだ堀監督は、浦和を見事に立て直してACLでファイナリストとなるなど、その確かな手腕が評価された格好。かたや石井監督は、ACLでのグループリーグ敗退を受けて鹿島で解任の憂き目に遭ったが、どうやら昨年の12月も評価期間に含まれているようだ。鹿島でクラブワールドカップ準優勝を飾った戦績がノミネートの決定打となった。
 
 もうひとりの候補者はオーストラリア代表のアンジ・ポステコグルー監督だ。夏のコンフェデレーションズ・カップにおける同代表の健闘が評価され、先のワールドカップ予選・大陸間プレーオフではホンジュラスを下し、チームを本大会に導いた。現時点ではポステコグルー監督が本命と見られるが、浦和がアル・ヒラル(サウジアラビア)を破ってACL制覇を成し遂げれば、堀監督の頭上に輝く可能性も。女子の監督部門には、なでしこジャパンの高倉麻子監督が選ばれている。
 
 女子の選手部門では、フランスのリヨンでプレーする熊谷紗希がエントリー。2015年の宮間あや以来、なでしこ勢として2年ぶりの受賞に期待がかかる。男子の選手部門は、残念ながら日本からのノミネートはなし。中国代表のFWウー・レイ(上海上港)、シリア代表のFWオマル・ハルビン(アル・ヒラル)、UAE代表のMFオマル・アブドゥルラフマン(アル・アイン)が選ばれている。ACLでゴール量産のフリビンと、同賞連覇を狙うアブドゥルラフマンの一騎打ちだ。
 
 男子にのみ設けられているのが、アジア圏外でプレーするアジア人選手が対象の最優秀インターナショナル選手賞で、日本からは香川真司(ドルトムント)が名を連ねた。オーストラリア代表MFアーロン・ムーイ(ハッダースフィールド)、韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)がライバルだが、さすがに今年に関してはプレミアリーグで猛威を振るっているソン・フンミンが最有力か。ちなみに昨年はレスター・シティの岡崎慎司がベストプレーヤーに選ばれている。
 
 さらに、女子の最優秀ユース選手賞にはU-19日本代表のMF宮澤ひなた(星槎国際湘南高/3年)が3枠に入った。男子は、U-20日本代表から久保建英(FC東京)がエントリーしてもおかしくなかったが、今回は選外に。最優秀フットサル選手賞については、日本人選手のノミネートがなかった。
 
 アウォーズの授賞式は11月29日、タイのバンコクで行なわれる。