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プジョー205 GTi(1986年)

プジョーは、秀でたホットハッチ、205 GTiのための優れた広告シリーズを制作した。

さらにもう1枚存在する。
 

プジョー205 GTi(1987年)

この広告もかなり良い出来だが、われわれ英国人も好きなフォード・フィエスタXR2iを追い越す皮肉はいただけない。3段目の写真をよく見て欲しい。 
 

シトロエンBX16バルブ(1987年)

シトロエンBXのデザインと、その対極にある新しいスーパーカー(ランボルギーニ)のデザインを比較している広告。コピーには、ランボルギーニのデザイナーが、ランボルギーニに乗っているとは限らない、とある。今もデザイナーの鬼才ガンディーニが、このクルマに乗っているとは思わないが。 
 

日産パトロール(サファリ)(1988年)

インパクトは無視できないものだった。今でも頭から消えない音楽のように、思い出すことがある。 
 

プジョー405(1988年)

プジョーの史上最高傑作は205 GTiかもしれないが、広告キャンペーンでは405の方が遥かに記憶に残るものだった。それらは全て、プジョーが燃える大地を駆け抜けてくるシーンから始まるものだったのだ。
 

プジョー405(1988年)

そしてテレビCMの場合は、トップガンで有名になった、ベルリンのTake My Breath Away(テイク・ミー・ブレス・アウェイ)がBGMとして心地よく流れていた。
 

フォルクスワーゲン・ゴルフGTi(1989年)

再び、フォルクスワーゲンの広告。ゴルフのブランド力は当時既に高く、ホットハッチのカテゴリーでは最速ではないという事実に触れても、差し障りがないほどだった。ゴルフに乗っているというだけで、十分満足というわけだ。 
 

ヴォクソール(オペル)・キャバリエ4×4(1990年)

1990年になると、突如ファッショナブルなファミリーカーの主流として、英国では四輪駆動が選ばれるようになった。ヴォクソール・キャバリエの広告は、その流れにまつわるものの中で一番記憶に残るものだった。 
 

フォード・フィエスタ(1990年)

当時のもうひとつの流行は、全てのモデルに高性能バージョンをラインナップさせることだった。もちろんフォードでも、高性能バージョンを用意していた。 
 

ヴォクソール(オペル)・コルサ(1993年)

ノバに代わって登場したコルサを、ヴォクソールは「スーパーモデル」としてプロモーションした。そのため、ナオミ・キャンベルを含む、当時注目を集めていたスーパーモデルを登場させた広告シリーズを展開した。 
 

シェル(1998年)

恐らくこれまで長年に渡って、燃料メーカーの広告も数多く見てきていると思うが、ほとんど覚えていないのでは?

比較的印象に残る広告シリーズを展開してきたシェルだが、有鉛燃料は徐々に規模を縮小し、英国からは排除された。広告の内容は、ガソリンのエンジン洗浄能力と燃焼力の高さをうたった内容だった。
 

MG ZT-T(2001年)

自動車メーカーが購入時の分割支払いプランや燃費性能を重視するようになったここ20年ほど、本当に印象深い広告展開は見られなくなってしまった。そのため、このローバーMGの広告は非常に際立って見える。 

BMWの6気筒エンジン(1986年)

当時、BMWの2ℓのエンジンに注目が集まっていた。英国の広告業界の大御所、ロビン・ワイトが、4気筒と6気筒のエンジンの違いについて、BMW本社のエンジニアへ質問した時のことを振り返っている。

「あるエンジニアが水の入ったグラスを持ってきて、『メルセデスのような4気筒エンジンの上にグラスを置くと、上下振動で水はこぼれてしまいます。でも、BMWの6気筒エンジンなら、非常にズムーズでバランスが取れているので、水はこぼれません』と話したのです」

ワイトはロンドンに戻り、メルセデスとBMWを並べて、それが本当かどうかを試し、結果に驚くこととなる。この広告は、姉妹誌の広告賞において、20世紀における最も優れた広告のひとつに選ばれている。