俳優の三浦貴大が11月10日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。「大事な日に必ずお腹を壊す」という、山口百恵と三浦友和の子供というサラブレットらしからぬ、地味なエピソードが紹介されていた。

 番組で三浦は、「バレないようにしてるんですけど。撮影の初日だったりとか、バラエティもそんなに出ていないので、今日みたいな日とか、お腹壊しますね」と発言。

 司会の坂上忍に「性格似てるのかな? (三浦)友和さんも地味じゃない」と父親のことを話題に振られると、「性格は地味ですね。家とかすぐに帰ってきます」と応じていた。

 ここで、松本人志が「(もしかして)友和さんてすぐお腹痛くなるの?」と質問すると、三浦は「『撮影初日に腹痛くなる』って話を親父に言ったことがあって。(そしたら)『俺も!』って」と明かした。

 これには一同「似てるね」と笑いながら、三浦が母親よりも父親似であると指摘していた。

 ダウンタウンの2人は、山口百恵が活躍していた時代がリアルタイムだったため、どうしても家庭事情が気になる様子。松本が三浦に、「『役者になりたい』って言ったときに(両親に)なんて言われたんですか?」と質問。

 すると三浦は、「本当にひどいんです。『へぇ〜、頑張って』」とあっさり言われたと発言。「何かもうちょっと教えてくれてもいいじゃないですかね」と出演者にぼやいていた。

 2011年2月16日の「Cinema Cafe.net」のインタビューにて、三浦は役者という職業を選んだ理由についてこう語る。

「実は、子供の頃は父の芝居をあんまり見てないんですよ。TV自体、ほとんど見てなくて、見てもお笑いばっかりで…お笑いじゃうちの父は見れませんよね(笑)。でも、やっぱり頭のどこか片隅にあったのかな。就職を考えていた時期には自然と選択肢の中にありましたからね」

 インタビューで「役者の仕事を始めてから父親の作品を見るようになった」とも明かした三浦。同じ職業を選んで初めて、父親の偉大さに気づいたかもしれない。