9月23日以来、約2か月ぶりの勝利に柏サポーターは沸いた

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[11.18 J1第32節 柏1-0磐田 柏]

 4位柏レイソルは6位ジュビロ磐田を1-0で下した。ホーム・日立柏サッカー場での勝利は、2008年3月9日以来じつに9年ぶり。4戦勝ちなし(2分2敗)と下降線をたどる中、ACL出場権となる3位の座を争うライバルからの会心の勝利だった。

 さらに柏にとって好材料と言えるのは、リーグ戦では8月19日の第23節・G大阪戦(○1-0)以来となる無失点を達成したことだろう。得点ランキング4位(13得点)につける磐田のFW川又堅碁に対し、空中戦では自由にさせず、足元の勝負でも体を張ったスライディングで決定機を防ぐなど、レギュラーのDF中谷進之介不在を感じさせないパフォーマンスを見せた。センターバックでコンビを組んだDF中山雄太が「苦しい場面で次郎さんに助けられたというのが大きい」と感謝すれば、「率直に非常に素晴らしかったと思います」と指揮官。

「後ろからのビルドアップは求めていますし、組み立ての部分では期待している部分もあるんですけど、それ以上のものを守備の面で、体を張ったり、周りに声をかけて鼓舞したり、そういった部分でもよくやってくれた」。下平隆宏監督は手放しに讃えた。

 鎌田本人は「チーム全体として突破されたところがあったし、ピンチも相手が外してくれたというのがあったので、課題として残ったかなと思います」と指摘。MFアダイウトンにはドリブルで何度も切り裂かれ、FW川又堅碁にもあわやという場面をつくられただけに厳しい表情を崩さなかった。

 柏にとっては5試合ぶりの勝利。「クラブとしてこの大一番で勝ち点3が取れたことに関しては嬉しく思っています。チームのサポーター、後押ししてくれたみなさんに感謝したい」という下平監督のコメントからも勝利の価値がうかがえる。勝ち点3を積み上げたことで、3位C大阪との勝ち点差「2」はキープできた。

 次節、敵地での鹿島戦、鹿島は勝てば自力で優勝を決められる。両チームにとって大一番となる一戦だ。「鹿島を優勝させないためにも勝たないといけないですし、ACL狙うにもしっかり勝ち点3を取れるようにしたい」。殊勲の背番号2は、必勝を誓っていた。

(取材・文 奥山典幸)


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