J1デビューを飾った平川。指揮官も信頼してピッチに送り出した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

[J1リーグ32節]鳥栖 2-1 FC東京/11月18日/ベアスタ

 敵地で1-2と敗れたFC東京だが、希望の光となる期待の新鋭がJ1デビューを飾った。

 前半で2点を叩き込まれ、0-2とリードを許して迎えた72分。FC東京はピーター・ウタカに代えて、今月1日にプロ契約をしたU-17日本代表の高校2年生、平川怜をピッチに送り出す。17歳215日は、クラブ史上最年少でのJ1デビューとなった。

 平川は投入直後の73分には右サイドを駆け上がる室屋成に絶妙なロングフィードを供給。これ以降も長短のパスを織り交ぜ、チームの攻撃にリズムをもたらした。結局、試合は終了間際に大久保嘉人のゴールで1点差に迫ったものの敗戦。しかし、将来性豊かな17歳のデビューは上々のものとなった。

 それは指揮官も認めるところで、試合後、平川についてコメントを求められた安間貴義監督は、次のように平川のパフォーマンスを讃えた。
「彼はしっかりとJ3でプレーをしていますし、今はトップにいる選手が彼の良さを出そうとしてくれている。だからこそ、こういう負けている状況でも思い切って出せますし、彼も期待に応えて中盤の構成力を上げて、前にもよくボールを供給していました。良いデビューをしたんじゃないかと思っています」

 平川の早期デビューは、チーム全体が彼をうまくバックアップしているなかで実現したと言える。次節は、平川と同じく1日にプロ契約をした久保建英のベンチ入り、そしてJ1デビューも期待されるところだ。