アルビレックス新潟を率いる呂比須ワグナー監督

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[11.18 J1第32節 新潟1-0甲府 デンカS]

 試合には勝った。しかし、J1残留は叶わなかった。甲府に1-0の完封勝利を収めたアルビレックス新潟だったが、他会場の結果により、04年のJ1昇格以降初となるJ2降格が決定。試合後、チームを率いる呂比須ワグナー監督は「結果的に監督は責任を取らないといけない」と退任を示唆した。

 チームの立て直しは間に合わなかった。三浦文丈前監督の辞任を受け、5月11日に監督就任が発表され、初陣となった同月20日の第12節札幌戦で1-0の勝利を収めたものの、その後は16試合もの間、勝利を挙げることができず(4分12敗)。他会場の結果次第でJ2降格の可能性が出た第29節G大阪戦からは、4戦負けなし(3勝1分)と粘りを見せたが、残留には届かなかった。

 1-0の勝利を収めた甲府戦後、「勝っても、J1に残すことができなかった。本当に心から申し訳ないと思う」と肩を落とした指揮官は、「もっと早く新潟らしく戦えたら、可能性としてはJ1に残すことができるのではないかと信じていた。でも、言い訳はしたくないし、自分が責任を取らないといけない」と続けた。

 試合後の囲み取材に応じ、「応援して下さった皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した中野幸夫代表取締役社長は、呂比須監督の進退や来季の体制等について「明日から来季のことを考えていきたい」と話すにとどめている。

 降格は決まったが、今季は2試合残されている。退任を示唆した呂比須監督だが、「あと2試合あるので、ベストを尽くして新潟らしい戦い方を忘れず頑張っていきたいし、2試合勝てるように良い準備をしたい」と今季残り2試合への意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)
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