<ダンロップフェニックス 3日目◇18日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>

昨日にも増して首をかしげる動作が増えたように見えた。首位と1打差の2位タイから出た松山英樹は2バーディ・2ボギーのイーブンパー“71”でラウンド。スコアを伸ばすことができずトータル8アンダー、首位のブルックス・ケプカ(米国)と8打差の6位に後退した。
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2日目は内容的には満足がいかなかったが、4つスコアを伸ばせた松山。しかし、「ティショットが前半はブレていた、全体的にショットが良くなかった」。8番(パー4)で1.5メートルにつけてバーディを奪ったホールもあるが、持ち味の切れ味鋭いアイアンショットが鳴りを潜めてしまった。

午前中の雨の影響でグリーンが柔らかくなり、ピンの近くに落ちてもスピンと傾斜の影響でピンから遠ざかるショットが何度もあった。「ホールによって戻るところと戻らないところがあって、計算がうまくできなかった」と、グリーンオンはするがチャンスは量産できず、パッティングが惜しくも一筋外れる。そして首をかしげ悔しがる、そんな姿がよく見られた。

スイング改造中の松山。後半はドライバーも安定してきたが、アイアンは「距離感は合わず横にもズレる。自信もない中でどれだけ勇気を持って打てるか」という状況。この日はプレーが噛み合わずに、同組のケプカが快調にスコアを伸ばすのを見ていることしかできなかった。

「(ケプカのプレーを見ていると)崩れる要素がないので、20アンダーにはなるでしょうね。明日は50台を出さないと、(逆転は)ムリですよね」。ケプカの安定感を目の当たりにし、珍しくあきらめとも取れる言葉が口をついた。しかし直後に、「ベストを尽くして奇跡的に50台がでれば、チャンスはあります」と前を向いた。この大会の最終日最多逆転ストロークは、1984年にスコット・シンプソンがマークした7打差。なお、ツアー史上では、中嶋常幸とキム・ヒョンソンが9打差をひっくり返したことがある。

ギャラリーに向けては、「つまらないプレーを見せて申し訳ないです」と謝罪の言葉を口にした松山。「何かきっかけがつかめれば…」、松山ならば8打差をひっくり返すことも不可能ではないだろう。
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