DF
5 新里 亮 5.5
堅実に振る舞い、守備の安定化を図った。山崎への1対1の対応は決して悪くなかったが、目立ちもしなかった。
 
6 エデル・リマ 4
クロスへの対応を誤り、痛恨のオウンゴールで先制点を献上。結局これが決勝点となり、チームを敗戦に導いた。

8 新井涼平 5.5
5人で形成された最終ラインを巧みに操り、自陣のスペースを埋めた。相手にフリーでシュートを打たせなかったのはこの働きが大きいが、失点してしまっては……。
 
22 小出悠太 5.5
活発に上下動を繰り返したものの、攻守のバランスを崩し、背後を取られがち。リスクマネジメントに課題を残した。
 
35 高野 遼 5.5
機を見たオーバーラップで攻撃に厚みをもたらし、プレースキックでもチャンスを演出した。しかし守備ではホニのスピードについていけなかった。

MF
2 島川俊郎 5.5
ディフェンスラインと距離を近く保ち、守備の強度を向上させた。バイタルエリアへの侵入を食い止めるのに、ひと役買った。とはいえ攻撃面で迫力を欠いた。
 
14 田中佑昌 5.5
ピッチの広範囲を走り回り、時には最前線に飛び出した。その豊富なスタミナはチームの活力となっていたが、得点チャンスはなかった。
 
40 小椋祥平 5.5(82分OUT)
タイミングを見てゴール前に駆け上がり、得点を狙った。64分の場面でクロスに触れていれば……。流れを変えるゴールは奪えなかった。
FW
20 黒木聖仁 5(82分OUT)
巧みなボールキープ力で味方の攻め上がる時間を作った。カウンター時には頼もしい存在だったが、それ以外では消える時間が多かった。
 
39 リンス 5.5
圧倒的な個人技とボディバランスを駆使して、崩しの局面で抜群の存在感を放つ。相手の脅威であり続けたが、肝心のゴールは奪えなかった。
 
交代出場
MF
28 橋爪勇樹 5.5(HT IN)。
スピード溢れるドリブルでアタックに推進力を加えた。しかし、ゴールには至らず、途中起用の期待に応えることはできなかった。

FW 
10 ドゥドゥ 5(82分IN)
流れを変えるには十分なプレータイムをもらったものの、2発のシュートは精度を欠いた。チームに勝利をもたらせなかった。
 
DF
3 畑尾大翔 -(82分OUT)
パワープレー要員として前線に入ったが、効果は薄かった。特に見せ場のないままタイムアップの笛を聞いた。

監督
吉田達磨 5
アンラッキーな形で失点を喫し、そのまま悪い流れを変えられなかった。試合後は、内容よりもメンタル面を指摘した。

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取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。