【警告】新潟=なし 甲府=なし
【退場】新潟=なし 甲府=なし
【MAN OF THE MATCH】ホニ(新潟)

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[J1リーグ32節]新潟1-0甲府/10月29日/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 6
オウンゴールで先制点を奪うと、その後は粘り強く耐え抜き完封勝利。シーズン終盤に脅威の粘り強さを発揮したが、他会場の広島が勝利したため、J2降格が決定した。 

【新潟|採点・寸評】
GK
1 大谷幸輝 6
的確な位置取りでゴールマウスに張り付き、90分間落ち着いてシュートを捌き切った。終盤に相手の猛攻を受けても、スタンスを崩すことはなかった。
 
DF
4 ソン・ジュフン 6
自陣ゴール前で判断が遅れ、不正確なパスをするシーンも。とはいえ、要所で身体を張って相手に自由を与えなかった点は評価できる。

8 小泉 慶 6
攻め上がりの回数は限られたが、その分リスクマネジメントを徹底。執拗なチェックで相手の侵攻を許さなかった。
 
27 堀米悠斗 6
守備面では相手ウイングバックのオーバーラップに対処し切れずに突破を許した。しかし上質のクロスで好機を演出したのは好印象だった。
 
50 富澤清太郎 6.5
ゴール前に堅牢を築き、クロスボールをことごとく撥ね返した。ラインコントロールもそつがなく、上々のパフォーマンスを披露。

MF
6 磯村亮太 6
セカンドボールにいち早く反応して回収すると、すぐさま前線につなげ、リンクマンとして機能した。中盤を支配されなかったのは、この男の働きが大きかった。

 MAN OF THE MATCH
7 ホニ 7
キレのあるカットインで度々ゴールに迫った。56分のヘディングシュートは惜しくもバーに嫌われたものの、甲府の守備陣に常に恐怖を与え続けた。
 
9 山崎亮平 6.5(77分OUT)
ショートパスを小気味よくつなぎ、攻撃を活性化した。オウンゴールを誘発するクロスを供給した点は称えるべき。
 
13 加藤 大 6
全体のバランスを見て的確なポジションを保ちながら、攻守に貢献。69分には、強烈なミドルシュートでスタジアムを沸かせた。

40 小川佳純 5.5(69分OUT)
攻撃のリズムを作ろうと、相手の背後に抜け出したり、スペースに顔を出したりと精力的に動いたが、なかなかボールを受けられず。後半に途中交代した。
FW
32 河田篤秀 5.5(86分OUT)
最前線でボールを受けるもなかなか収まらず、ゴール前に飛び出す回数も少なかった。シュート1本と存在感は希薄だった。
 
交代出場
MF
23 酒井宣福 5.5(78分IN)
小川に代わって投入されると、右サイドに入る。アップダウンを繰り返したものの、効果的な動きができたとは言いづらい。

FW
11 ドウグラス・タンキ -(77分IN)
大柄な身体を活かしてポストワークに努めた。ただ、足もとになかなか収まらず、ボールロストが少なくなかった。

DF
19 矢野貴章 -(86分IN)
最終盤にピッチに送り込まれる。押し込まれる展開ゆえに攻撃面ではほとんど見せ場はなかったが、身を粉にして守備で奮闘。

監督
呂比須ワグナー 6
ハーフタイムには、1対1で守るのではなく、常に複数で守ることを意識させたことが奏功。組織的なディフェンスを構築して、虎の子の1点を守り抜いた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
甲府 5
序盤こそ鋭いカウンターでリズムを掴んだものの、前半早々のオウンゴールで焦れてしまった印象。終盤には人数をかけるも、落ち着きがなく精度を欠いていた。

【甲府|採点・寸評】
GK 
1 河田晃兵 5
相手がシュート精度を欠いていたおかげで仕事は少なかった。ただ味方のミスを予測できず、予想外の失点を喫した。