J2降格が決定したアルビレックス新潟【写真:Getty Images for DAZN】

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 18日、明治安田生命J1リーグ第32節の8試合が行われた。この日の試合の結果、最下位のアルビレックス新潟が来季J2へ降格することが決定した。

 今シーズンを通して低調な戦いが続いた新潟は、監督交代も大きな状況改善には繋がらず。6月の第14節で最下位に転落して以来一度も浮上できず、無念の降格決定となった。だが、崖っぷちに立たされてからの粘りは称賛に値すべきものだったと言えるかもしれない。

 新潟は第12節で今季2勝目を挙げてから16試合連続で白星がなく、クラブワーストの未勝利記録を更新。第29節のガンバ大阪戦を迎えた時点で、5試合を残して降格が決定する可能性もあるという状況に追い込まれた。

 だがそのG大阪戦に1-0の勝利を収め、17試合ぶりの白星を挙げるとともに残留決定を回避。J1における史上最低勝ち点を更新する不名誉の可能性も逃れることができた。

 その後も常に降格決定の可能性がある状況で戦い続けてきたが、第30節ジュビロ磐田戦に2-2で引き分けたのに続いて、第31節サガン鳥栖戦は1-0で勝利。他チームの結果にも助けられ、奇跡の残留へわずかな望みを繋ぎ続けてきた。

 18日には残留ライン上の15位に位置するヴァンフォーレ甲府との対戦。新潟はこの試合にも1-0で勝利を収め、今季初の連勝を飾るとともに、最近4試合の成績を3勝1分けとした。今節も降格決定を免れるべく、自力で可能な手は尽くした形だが、16位のサンフレッチェ広島が勝利を収めたことでついに降格決定となってしまった。

 新潟は2004年にJ1に初昇格して以来、14シーズンにわたってトップリーグ残留を続けてきた。現在J1に所属するクラブでは、一度も降格を経験していない鹿島アントラーズと横浜F・マリノス、2001年にJ1に復帰した浦和レッズに次いで4番目に長い在籍期間を誇っていたが、ついにJ2からの出直しを強いられることになった。

text by 編集部