草津東はラストプレーで決勝弾を叩き込み、3年ぶりの選手出場を決めた。写真:安藤隆人

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 11月18日、全国高校サッカー選手権大会の地区予選決勝が各地で開催され、新たに8校が本大会行きを決めた。

 この日最注目となった静岡決勝は静岡学園と清水桜が丘が対戦。伝統校同士の一戦は最後まで目が離せない展開となった。前半30分に静岡学園の渡井理己(徳島ヴォルティス入団内定)が巧みなドリブル突破からシュートをねじ込めば、負けじと清水桜ケ丘も前半終了間際に同点に追いつく。後半に入っても拮抗した展開が続き、勝負の行方はPK戦に。6人目までもつれる大熱戦となったが、清水桜が丘がこれを4-3で制した。清水桜が丘は学校統合のため清水商から校名変更を行なって以降、初の選手権出場となる。

 他では強豪校が順当に勝ち上がった。山梨決勝は山梨学院が帝京三を撃破。幸先よく宮崎純真が先制弾を奪うなど前半だけで2-0とした。後半に入っても勢いは止まらず、天野菖吾が2点を加点。1点を返されたものの、インターハイ予選決勝で2-0から逆転負けを喫した相手にリベンジを果たし、09年度の選手権王者が2年連続の檜舞台に駒を進めた。一方、愛知決勝は中京大中京が東海学園を1-0、山口では高川学園が西京を3-2で下し、凱歌を上げている。

 関西でも勝ち名乗りを上げたのは強豪校だ。京都決勝では京都橘が県下のライバル・久御山と対戦。前半こそ得点を奪えなかったが、後半10分に土井翔太がCKから決勝弾をねじ込んで全国行きを決めた。滋賀決勝では草津東とインターハイの代表校・近江が対峙。拮抗した展開となるなか、後半のラストプレーで試合が動く。草津東の上野広人が値千金弾を蹴り込み、3年ぶりの大舞台をたぐり寄せた。和歌山決勝では初芝橋本が延長戦にもつれながらも近大和歌山を3-2で撃破し、出場権を獲得。奈良決勝では昨年の代表校・一条が伝統校の奈良育英を2-2からのPK戦(5-4)で振り切り、2年連続で代表校の座を掴んだ。

 これで出場権を手にしたのは40校。明日は埼玉、茨城、広島、熊本で決勝が行なわれる。
都道府県別の決勝日程及び代表校は以下の通り(11月18日現在)。
 
【北海道・東北】
★北海道:旭川実(2年連続6回目)
★青 森:青森山田(21年連続23回目)
★岩 手:遠野(5年連続27回目)
★秋 田:秋田商(3年連続43回目)
★宮 城:仙台育英(5年ぶり32回目)
★山 形:羽黒(6年ぶり6回目)
★福 島:尚志(4年連続9回目)
 
【関東】
★茨 城:11月19日(日)/水戸啓明vs明秀日立
★栃 木:矢板中央(2年ぶり8回目)
★群 馬:11月23日(木・祝)
<準決勝>前橋育英vs前橋商、桐生一vs高崎経大附
★千 葉:11月23日(木・祝)
<準決勝>流経大柏vs日体大柏、八千代vs市立船橋
★埼 玉:11月19日(日)/昌平vs浦和西
★東京A:関東一(2年連続2回目)
★東京B:実践学園(4年ぶり3回目)
★神奈川:12月3日(日)
★山 梨:山梨学院(2年連続6回目)

【北信越・東海】
★長 野:上田西(12年ぶり2回目)
★新 潟:日本文理(初出場)
★富 山:富山一(3年連続28回目)
★石 川:星稜(2年ぶり27回目)
★福 井:北陸(2年連続5回目)
★静 岡:清水桜が丘(初出場)
★愛 知:中京大中京(2年ぶり16回目)
★岐 阜:帝京大可児(5年ぶり5回目)
★三 重:三重(初出場)

【近畿】
★滋 賀:草津東(3年ぶり9回目)
★京 都:京都橘(6年連続7回目)
★奈 良:一条(2年連続8回目)
★和歌山:初芝橋本(2年ぶり15回目)
★大 阪:大阪桐蔭(9年ぶり2回目)
★兵 庫:滝川二(2年連続20回目)
 
【中国・四国】
★鳥 取:米子北(8年連続13回目)
★島 根:立正大淞南(2年連続16回目)
★岡 山:作陽(3年ぶり23回目)
★広 島:11月19日(日)/瀬戸内vs広島皆実
★山 口:高川学園(2年連続24回目)
★香 川:高松商(2年連続23回目)
★徳 島:徳島北(初出場)
★愛 媛:松山工(2年ぶり6回目)
★高 知:高知西(初出場)
 
【九州】
★福 岡:11月23日(木・祝)/東福岡vs筑陽学園
★佐 賀:佐賀東(2年連続10回目)
★長 崎:長崎総科大附(2年連続5回目)
★大 分:大分西(初出場)
★熊 本:11月19日(日)/東海大星翔vs大津
★宮 崎:日章学園(2年ぶり13回目)
★鹿児島:神村学園(4年ぶり5回目)
★沖 縄:宜野湾(19年ぶり3回目)