大宮は3失点で完敗

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[11.18 J1第32節 仙台3-0大宮 ユアスタ]

 降格圏17位の大宮アルディージャは敵地でベガルタ仙台と対戦し、0-3で敗れた。大宮はこれで10試合勝利なし(5分5敗)。他会場の結果次第では3年ぶり2度目のJ2降格が決まる可能性もあったが、今節は降格決定を回避した。

 大宮は残留圏15位の甲府と勝ち点4差。中断期間にシーズン2度目の監督交代に踏み切り、これが石井正忠新監督の初陣。前節C大阪戦(1-2)から先発5人を入れ替え、負傷明けのDF和田拓也が6試合ぶり、ボランチMF金澤慎が19試合ぶりに先発。そのほか、MFマテウスは今節出場停止となり、2トップはFW大前元紀とFW清水慎太郎がコンビを組んだ。

 前節でJ1残留を決めている仙台は前節のG大阪戦(1-1)前節と同じ11人で臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりから仙台が攻撃のリズムをつくり、前半7分、MF古林将太がエリア内に浮き球のパス。FW石原直樹がスルーし、FW西村拓真が左足シュートを放ったが、至近距離でGK加藤順大がビッグセーブ。大宮も徐々に押し返し、MF大山啓輔のFKやFW江坂任の右足ミドルで相手ゴールに迫った。

 しかし、仙台が試合を動かした。前半26分、CKの流れから左サイドのDF蜂須賀孝治が低いクロスを入れると、ニアサイドのDF増嶋竜也が体を曲げて頭で合わせ、先制ゴール。増嶋はこれが移籍後初ゴールとなった。

 先制した仙台は細かいパスワークで相手のDFラインを下げ、前半36分、MF奥埜博亮、MF野津田岳人とつなぎ、FW石原直樹がエリア内に斜めのスルーパス。走り込んだMF古林将太がPA内右からマイナスに折り返すと、クリアを試みた大山のキックがゴールネットに吸い込まれ、オウンゴール。仙台が2-0にリードを広げた。

 2点ビハインドの大宮は後半開始と同時に大前を下げ、FW瀬川祐輔を投入。流れを変えようとしたが、チャンスを生かせず、次の1点目を奪ったのも仙台だった。後半12分、野津田のパスを受けたMF三田啓貴がPA左手前から左足を一閃。強烈な左足ミドルで鮮やかにネットを揺らし、ダメ押しの3点目で勝利を決定づけた。

 3点差に突き放された大宮は後半20分、金澤に代えてFWマルセロ・トスカーノを投入。なかなか流れを引き寄せられず、後半25分には大山が2枚目の警告で退場。残り時間を10人で戦うことになった。後半30分には横谷に代えてMF長谷川アーリアジャスールを投入し、交代枠を使い切る。1人少ない大宮は守備に追われ、そのまま0-3で完敗。仙台は5試合ぶりの勝利となった。

(取材・文 佐藤亜希子)


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