ヨシプ・ブレカロ【写真:Getty Images】

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浅野と同僚のブレカロがカウンターから2人の股を抜き、自身初ゴールとなる決勝弾

 サッカーのドイツ1部・ブンデスリーガで、日本代表FW浅野拓磨が所属するシュツットガルトはMF香川真司擁するドルトムントを2-1で下した。相手選手2人の股を抜くグラウンダーのシュートを決めた19歳新鋭の一撃に、海外メディアが「針の穴を通す技術」「手品だ」と称賛するなど、一躍時の人となっている。

“W股抜き弾”で脚光を浴びたのは、シュツットガルトの19歳、U-21クロアチア代表MFヨシプ・ブレカロだ。

 1-1で迎えた後半6分、中盤でボールを奪ったシュツットガルトはU-21トルコ代表MFベルカイ・エズジャンが前方のスペースにロングフィードを供給。これに勢いよく飛び出した途中出場のブレカロは、すかさずペナルティエリア内に侵入した。右足でシュートを打つと見せかけて左に切り返しDF1枚をかわすと、ワンドリブルして目の前の相手の股がわずかに空いたところを狙って左足を一閃。身長196センチのDFダン=アクセル・ザガドゥの股を抜いたグラウンダーのボールは、そのまま身長187センチのスイス代表GKロマン・ビュルキの股下も破ってゴールネットに突き刺さった。

 昨季ヴォルフスブルクからシュツットガルトに移籍してきたブレカロは、これが嬉しいブンデスリーガ初ゴール。しかも、3位ドルトムントを撃破する決勝弾となった。飛び上がってガッツボーズを決める19歳のスーパープレーを、英衛星放送「BTスポーツ」は動画付きで紹介し、「針の穴を通す技術」と称えた。クロアチア紙「ヴェチェルニ・リスト」も「手品だ! ジョゼップ・ブレカロがボルシアを破る素晴らしいゴールを決めた」と報じている。

 浅野にとっても、ブレカロはウイングのポジションを争う強力なライバルとなりそうだ。