15日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、中国では経済発展による中産階級の拡大を受け、殺人などの凶悪事件が起きる背景にも変化が生じている。写真は07年に起きた「史上最強の立ち退き拒否事件」。陸の孤島状態になった。

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2017年11月15日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、中国では経済発展による中産階級の拡大を受け、殺人などの凶悪事件が起きる背景にも変化が生じている。

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中国では最近、二つの事件が世間をにぎわせた。上海で起きた大手旅行サイトが運営する課外活動施設での児童虐待事件と、日本で起きた中国人留学生の殺害事件である。

記事は、「中国ではかつて、殺人や暴行などの凶悪事件の背景に、開発に伴う強制立ち退きなど集団がかかわる理由が存在することが多かった。しかし、経済発展が進むにつれ、中産階級が大幅に拡大。中国の世論にも大きな影響力を持つようになり、中産階級の人々が関わる事件も増えてきた」と指摘。「米国や日本、ドイツ、カナダなどでは中国人留学生の失踪、死亡、殺害事件が相次いで報じられた」とした。

そして、「中国で最近起きる凶悪事件は、かつてのように強制立ち退き、環境汚染、再開発などではなく、親子関係や教育、衣食住などが原因と指摘されることが増えた。中国では都市への人口集中が加速しており、海外に子どもを留学させる家庭の多くが中産階級に属している。凶悪事件の原因も、社会の変化と密接に関係しているだろう」と指摘している。(翻訳・編集/大宮)