「先に生まれただけの僕」で櫻井翔が演じる民間出身校長について調査を敢行!

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会社の辞令で校長になった鳴海(櫻井翔)の奮闘を描く日本テレビ系で放送中の「先に生まれただけの僕」(毎週土曜夜10:00-10:54)。

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鳴海は、初めは教師たちに煙たがられながらも、学校の現状を把握し、問題点である教師たちの意識を変えることを決意。第2話で生徒と向き合おうとしない及川(木下ほうか)を辞めさせると、第3話では及川の代わりに自ら教壇に立った。その後、刷新した授業方法を定着させることで教師と生徒を活気づけ、その様子をオープンキャンパスで外にアピール。学校全体の意識を高めた。

だが、実際の民間出身校長はどんな仕事をしているのだろうか。リクルートに入社し、起業を経て、今は横浜市立中川西中学校の校長を務める平川理恵氏に、その“リアル”を聞いた。

■ リアルその1…先生と生徒のために環境を整えるのが仕事!

そもそも“校長”というのはどんな仕事なのだろうか。「先生と生徒が楽しく勉強や運動ができる環境を整えるのが私の仕事です。『この先生の授業が面白くない』って意見があれば何回も見に行きます。場合によっては教育委員会の“指導主事”という人に来てもらって、先生を指導してもらうこともあります」(平川氏)。

■ リアルその2…「子供のため」で先生たちを動かす!

鳴海は聡子(多部未華子)に不安を漏らしていたが、平川氏が感じた民間企業との違いとは? 「先生には『売り上げが関係しているんだからやれ』って命令ができないことです。売り上げなどの“ニンジン”をぶら下げずに、『子供のため』という理念だけで先生を動かす、究極のマネジメントだと思います」(平川氏)。

■ リアルその3…公立学校の中にフリースクール!?

鳴海は“生徒はクライアントであり商品”という考え方を持ち込んだが、平川氏も斬新なアイデアを実現している。「特別支援教室、要するに、公立学校の中にフリースクールを作っちゃいました。ちゃんと法律で決められた中で先生をやりくりして、着任時に30人いた不登校の生徒が1年半で2人になりました」(平川氏)。

■ 民間出身校長あるある!?

「教育現場は言えないことの方が多いんです。いじめが起きたとしても、被害者も加害者も自校の生徒だから、どっちが悪いって言えないんですよ。『隠蔽してる』と言われることもありますけど、“言えない”んです。もっと世の中に分かってもらわないといけないなって思っています」(平川氏)。(ザテレビジョン)