(写真提供=SPORTS KOREA)

写真拡大

いよいよ開幕が間近に迫る平昌五輪。

開催国である韓国は、金8・銀4・銅8のメダル獲得を目標に掲げている。歴代最高の成績を挙げた2010年のバンクーバー五輪の金6・銀6・銅2を超えることを目指しているわけだ。

それだけに気になるのは、かの国のメダル候補者たちだろうが、韓国メディア『スポーツワールド』は最近、「平昌五輪を輝かす12人の韓国戦士」題して、有望選手をピックアップしていた。

その中には、韓国が一度もメダルしたことのない雪上種目の選手も選ばれており、興味深い内容となっている。

韓国が期待を寄せる12人を、以下に紹介しよう。

1.「ショートトラック」チェ・ミンジョン

ショートトラック大国・韓国において、真っ先にメダル候補に名が挙がるスター選手。

昨シーズンには、W杯ソルトレイクシティー大会の女子1500mで2分14秒354をたたき出し、世界新記録を更新。さらに同大会では、シム・ソクヒ、ノ・ドヒ、キム・ジユとともに出場した女子3000mリレーでも、4分4秒22の世界新記録を塗り替えた。

2.「ショートトラック」シム・ソクヒ

弱冠16歳で出場した2014年のソチ五輪では、女子3000mリレーで金メダル、1500mで銀、1000mで銅メダルを獲得。この4年間でさらに実力を伸ばしており、昨季は1500mでW杯4連続金メダルを勝ち取った。

ちなみに生まれ故郷は、平昌五輪の舞台となる江陵(カンヌン)だ。

3.「ショートトラック」イム・ヒョジュン


今季、シニア代表に初選出されるや否や、9月のW杯ブダペスト大会で男子1000mと1500mで金メダルに輝いた新星。

相手の動きを見極めて速度を加減する点などが、ソチ五輪金メダリストで2011年にロシアに帰化したヴィクトル・アン(アン・ヒョンス)と似ていることから、“第2のアン・ヒョンス”と呼ばれている。

4.「スピードスケート」イ・サンファ

バンクーバー五輪、ソチ五輪2連覇中の“氷上の女帝”。女子500mの世界記録保持者(36秒36)。

五輪3連覇を狙うが、昨シーズンからは日本の小平奈緒に一度も勝てていないだけに、平昌本番での日韓対決は名勝負の予感を漂わせている。
(参考記事:「イ・サンファの“最高の対抗馬”」「もう追いつけない」小平奈緒を見つめる韓国の視線

5.「スピードスケート」イ・スンフン


イ・スンフンは、新たに平昌五輪からスピードスケートの正式種目となった「マススタート」の金メダル候補。今年11月のW杯ヘレンベーン大会でも、マススタートで金メダルに輝いている。また、今年2月の札幌冬季アジア大会では4冠を達成しており、多種目でも期待は高い。

スピードスケート→ショートトラック→スピードスケートと“Uターン転身”した珍しい経歴を持つが、特に一斉に周回しながら順位を競うマススタートでは、ショートトラックの経験が生かされているとの評価も。

6.「スピードスケート」キム・ボルム

女子マススタートの世界ランキング1位を走っているキム・ボルム。昨季のW杯では、金2・銅2のメダルを獲得。一瞬の判断力と、相手を追い抜く能力に長けている。

実力のみならず、そのビジュアルにも関心が集まっている美女アスリート。

7.「スノーボード」イ・サンホ


今年2月の札幌冬季アジア大会で、回転・大回転の2冠を達成し、韓国に同種目のアジア大会初となる金メダルをもたらしたイ・サンホ。今年3月のW杯では大回転で銀メダルを獲得している。

コーチを務めるイ・サンホン氏も、「間違いなく五輪ではメダル圏内の選手」と太鼓判を押す選手だ。

8.「クロスカントリー」キム・マグナス

2016年のリレハンメル・ユース五輪で金メダル2個と銀メダルを獲得してその名が知られるようになった。今年2月の札幌冬季アジア大会では金メダルに輝いている。

帰化選手ではなく、ノルウェー人の父と韓国人の母の間に生まれ、二重国籍を持っている。

外国人のような見た目だが、釜山なまりの韓国語で話すことが関心を集めている。なお、韓国スキー協会は彼に最高レベルの支援を約束し、韓国代表を選ぶよう説得したらしい。

9.「モーグルスキー」チェ・ジェウ


ソチ五輪で韓国選手史上初めてフリースタイル決勝に進出した“韓国スキーの希望”。同五輪でチェ・ジェウは、決勝2回戦でコースから外れて失格となってしまったため、平昌でのリベンジに期待がかかっている。

この4年間にはスランプも経験したが、今年2月の札幌冬季アジア大会では銀メダルを勝ち取り、8月のオーストラリアン・ニュージーランドカップでは4位に入るなど調子を上げてきている。

10.「ボブスレー・スケルトン」ユン・ソンビン

昨年2月にスイスで開かれたW杯で、同シーズンW杯で6連勝中だったマルティンス・ドゥクルス(ラトビア)を下して金メダルに輝き、世界にその名を知らしめた。

今シーズンのW杯初戦でも銀メダルを獲得。特にスタートの速さは世界トップクラスで、ホームで戦う平昌五輪では金メダルもあり得ると見込まれている。

11、12.「ボブスレー・2人乗り」ウォン・ユンジョン、ソ・ヨンウ


左からソ・ヨンウ、ウォン・ユンジョン[/caption]2015〜2016シーズンには、世界ランキング1位に躍り出たこともあるペア。

昨シーズンはソ・ヨンウのケガも影響し、8度のW杯で一度も優勝を果たせなかったが、それでもメダルを争える実力は備えていると期待されている。

(文=S-KOREA編集部)