山口蛍(左)と天野純の履く赤と青のスパイクにも注目

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11月18日(土)
横浜FM vs C大阪 [日産ス]

 J1第32節が18日に開催される。日産スタジアムでは5位の横浜F・マリノスと3位のセレッソ大阪が対戦。国際Aマッチウィークによる中断を挟み、残り3節となったリーグ戦が再開となる。

 横浜FMは10月29日の前節・ジュビロ磐田戦(1-2)で敗れ、リーグ戦4試合ぶりの敗戦に。順位もACL出場圏内の3位から5位に落ち、再び圏内に戻るためには勝ち点2差で3位に位置するC大阪との直接対決を制し、順位を逆転しなければならない。

 一方、C大阪は10月8日のルヴァン杯準決勝第2戦でガンバ大阪に2-1と劇的勝利を収めて以降、好調をキープ。リーグ戦を3連勝し順位を3位まで上げると、4日のルヴァン杯決勝・川崎フロンターレ戦(2-0)で勝利して初のタイトルを手にした。好調の波に乗ったままACL圏内の3位をキープするために、5位の横浜FMから勝ち点3をもぎ取りたい。

 J1通算対戦成績は横浜FMが16勝8分11敗と勝ち越しているが、今季の対戦で見ると3月15日のルヴァン杯グループリーグ第1節、4月1日のJ1第5節とともにC大阪が2-0と完封勝利。今季抜群の安定感を誇るC大阪の守りを横浜FMが打破できるかがこの試合の肝となっていく。

 両チームの鍵は若手からチームのキーマンへと変貌を遂げた選手たちだ。横浜FMはMF天野純が今季から台頭。昨季まで絶対的な存在だったMF中村俊輔がジュビロ磐田に移籍したことで、26歳のレフティーは一気に存在感を増した。

 天野は昨季リーグ戦11試合の出場だったが今季は全31試合に先発出場し、10月21日のJ1第30節・鹿島戦(3-2)では1ゴール1アシストを決めて昨季王者を撃破。攻撃の組み立てや先制アシストに加え、前半14分には前線へのハイプレスからボールを奪って得点を決めた。右膝前十字靱帯損傷で今季絶望となったMF齋藤学の穴を埋めるべく、より得点への意識が高まってきている。

 C大阪はMF山口蛍が今季から背番号10を着用しチームを牽引する。昨季はハノーファーから古巣に戻ってJ1昇格に貢献。J1でも抜群のボール奪取能力と豊富な運動量を発揮し、今季からチームを率いる尹晶煥監督のもとでチーム唯一のリーグ戦全31試合フル出場と必要不可欠な存在になっている。

 鋭い読みからボールを奪ってつなぐ山口は“黒子の10番”としてここまでリーグ戦2得点と目立つ存在ではない。しかし主将・FW柿谷曜一朗や、今季リーグ戦19得点で大ブレイクしたFW杉本健勇らのために、攻守の切り替えで献身的なプレーを続ける。日本代表の欧州遠征から帰ったばかりの今節でもピッチに立つ可能性は高い。

 また、2人の足元にも注目。両者ともにゲームコントロールを武器とするナイキ マジスタを着用するが、山口がレッド、天野がブルーを着用予定。ナイキが10月31日に発表した「PLAY FIRE. PLAY ICE.」コレクションのスパイクであり、レッドは火のように熱く闘うカラー、ブルーは氷のように冷静に振る舞うカラーを表現している。

 J1終盤戦の勢いを大きく左右するであろう中断期間明けの今節。今季リーグ戦全試合に出場し、クラブのキーマンとなった天野、山口のどちらが中盤を制するか。来季のACL出場を懸けた大一番で両者が相まみえる。

#FIREvsICE




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