今月20日の開催が迫り、ますます盛り上がりを見せる「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー」。栄えある舞台に選ばれたのは、アジア初となる上海! 同じアジアに住む人間としてはなんとも嬉しいことだけれど、ショー直前に残念なニュースが…。なんと、出演を予定していたジジ・ハディッドが欠席せざるを得なくなったことが発覚! しかもジジだけでなく、他にもキャンセルを余儀なくされたモデルもいたみたい。その理由は…!?

まずは、ジジ自身が投稿した失意のツイートからご紹介。

「中国に行けなくなったことはとても残念です。ヴィクトリアズ・シークレットのファミリーは大好きですし、心は他のみんなと同じ場所にいます! テレビで見られる日が待ち遠しいわ。絶対に美しいショーになることは間違いないし、来年のショーも楽しみにしてます」

具体的に参加できなくなった理由は明かしていないものの、<ヴァニティ・フェア>などは、アジア系の人に対する差別的な行動と取られかねない動画が過去に問題になったからだと憶測。その結果、ビザが下りず、出演できなくなったとか…。妹のベラ・ハディッドは、予定通りショーへ向かう予定。

他に出演できなくなったのは、ロシア出身のモデル3人とウクライナ出身のモデル1人。彼女たちは、おそらく政治的な問題でビザの取得がうまくいかなかったよう。以下の4人が、残念ながら参加を見送ったモデルたち。

ジュリア・ベリアコーヴァ(初)/ロシア出身

ケイト・グリゴリエヴァ(元エンジェル)/ロシア出身

イリナ・シャリポワ/ロシア出身

#loveisintheair 🖤

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ダーシャ・フリストン(初)/ウクライナ出身

@elle_italia 🖤

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ヴィクトリアズ・シークレットのInstagramファンアカウントも、ダーシャとのダイレクトメッセージをストーリーに投稿。そこには「(出られないことは)本当よ」と書かれていて、本人が出演取りやめになったことを認めている。ニューヨークで行われた、ショーのフィテッィングから出てくる嬉しそうな姿を見ていたファンたちは胸が痛いはず…。

今年、初めて上海にフラッグシップショップをオープンさせたヴィクトリアズ・シークレット。中国国内には25以上の店舗もあり、長期的にはアメリカ国内の売り上げを上回るんでは…とも囁かれているよう。初めてのアジア圏での開催とあって、例年に増して注目度が高かっただけに、特に政治的な理由で不参加を与儀なくされたモデルたちは残念で仕方ないはず。