今大会でも抜群のFWキープ率を誇る稲森(撮影:村上航)

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<ダンロップフェニックス 初日◇16日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
フェアウェイキープ率で2015年と16年に1位、今季も先週終了時点で70.43%でトップを走る稲森佑貴。今大会2日間通してのフェアウェイキープ率は85.71%と、こちらも単独トップに立っている。この“曲がらない男”が5バーディ・ノーボギーでこの日のベストスコア“65”をマーク。スコアを5つ伸ばしトータル7アンダーで4位タイに浮上した。
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稲森の地元は会場の宮崎県の隣県、鹿児島。「知り合いの人がたくさん見にきていて、去年、一昨年は2年連続で予選落ちをしたので今年こそは良いところをと思って頑張りました」。多くの声援を浴びながらプレーし、「後半にはいってショットがピンを刺すようになった」と尻上がりに調子を上げ、首位と2打差の好位置につけた。
予選ラウンド2日間を共にした石川遼は現在スイング改造中でドライバーショットの安定感に悩んでいた。そんな石川が稲森のスイングで「ドライバーでパターの握り方をしてから、インターロッキング(左手の人差し指と右手の小指を絡めるグリップ)で握っていた」ことに気がついた。
稲森は、このルーティーンについて「いつからやってるかまったく分からないんですよ。無意識にはじめたことなのだと思います」と話した。石川のほかにも気がついた人がいたらしいが、指摘されて初めてしっかり自覚したという。
やる意図としては「クラブのフェースがちゃんとターゲットに向いているか確認するために、合掌するようにまず握ります。この方がフェースの向きが確認できるので」。パターを握るようにグリップしたほうが、チェックが容易だという。ターゲットに対し体は平行、フェースは垂直になるようにアドレスでしっかり確認。アイアンやフェアウェイウッドでも似た動きでフェースの向きを確認するという。
石川は「曲がらない人は、曲がらないスイングをしているんだ」と感心していた。この動き、ショットの曲がりが気になるゴルファーにはマネしてみる価値があるかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>