イ・ミニョン、ビッグスコアでリーダーボードを駆け上がった(撮影:佐々木啓)

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<大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,550ヤード・パー72)>
あの強いイ・ミニョン(韓国)が戻ってきた。3アンダー・7位タイから出た「大王製紙エリエールレディス」の2日目に1イーグル・6バーディ・ノーボギーと猛チャージ。この日のベストスコアとなる“64”を叩きだし、トータル11アンダーの2位に浮上した。
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出だしの1番では残り138ヤードから8番アイアンで1mにつけて“おはようバーディ”を奪うと、バーディを1つ重ねて迎えた5番パー5では、残り216ヤードからの2打目をスプーンで手前6mにオン。このイーグルパットを沈めるともう止まらない。そこから連続バーディを含む5つのバーディを奪い、ボギーはゼロ。初日に8アンダーを叩きだし、首位を独走していた全美貞(韓国)に1打差まで接近した。今季に優勝を遂げた「ヤマハレディース」、「ニッポンハムレディス」で魅せた、他の追随を許さない圧倒的なプレーだった。
ここ数試合は女王争いのプレッシャーからか、ショットを打った後にうなだれるなどらしくない仕草を見せていたミニョン。それを立ち直らせたのは、美貞の義兄であり、コーチを務めるキム・ジョンチョル氏だ。
「一昨日、パッティングのアドバイスをもらって良くなりました。アドレスの際、気づかないうちにトゥ側が浮いてしまっていたんです。言われて地面に形通りにつけるようにして、それに伴いボールとの距離も修正して。そしたら安定感が抜群でした」。最近目立っていた3パットがめっきり無くなったことで、ショット、ひいてはゲーム全体のリズムが良くなった。
また、今週初タッグを組んだ田中弘記キャディと第1ラウンド終了後に行ったミーティングも奏功した。「初めてのコースなので風をしっかり教えて欲しいとのことでした。ここは山中の谷のコースなので上と下で風が違ったりする。そういう情報を確実に共有すると話し合いました(田中キャディ)」。こういった細かいすり合わせも見落としてはならない。
意気込みを聞かれ、「優勝できれば嬉しいですが、まだ2日間あります。明日は雨みたいなのでその辺りも気を付けて。緊張感を切らさないように頑張りたい」と話したミニョン。現在賞金ランク1位の鈴木愛との差は約1,700万円。今大会の優勝賞金は1,800万円、鈴木も現在6位タイと上位につけているため、今週にその牙城を崩すとなると至難の業だ。しかし、少しでも差を縮めて最終戦へと向かうことができれば、アン・ソンジュ(韓国)以来となるツアー参戦初年度に賞金女王戴冠という偉業も見えてくる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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