ロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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出場中大会で2850万円加算、ウッズ抜きスポーツ界歴代1位…米紙「究極の金持ちになった」

 男子テニスのATPツアーファイナルズに参戦中のロジャー・フェデラー(スイス)は16日(日本時間17日)に行われたマリン・チリッチ(クロアチア)戦にフルセットの末に勝利。準決勝進出を全勝で決めた。この日の勝利によって、生涯キャリア獲得賞金で男子ゴルフの元世界ランク1位タイガー・ウッズ(米国)を上回り、スポーツ界歴代1位に立ったという。米経済誌「フォーブス」が「フェデラーがウッズを凌駕し、スポーツ界NO1の高所得者に」と伝えている。

 テニス界のレジェンドが、ゴルフ界のレジェンドを超えた。フェデラーがスポーツ界で最もセレブな男になった。

 この日のチリッチ戦、第1セットこそタイブレークで落としたが、第2セットは6-4、第3セットは6-1で逆転勝ち。今年のウィンブルドン決勝で下していた世界5位の雪辱を許さなかった。

 大会15度目の出場で、14度目の準決勝進出。トップ選手が集うシーズン総決算の大会でも、圧倒的な実力を見せているフェデラー。快進撃の中で、実は“レジェンド越え”も果たしたという。

 記事によると、フェデラーは今大会のラウンドロビンを無敗で突破し、25万4900ドル(約2850万円)を獲得。通算獲得賞金は1億1023万5682ドル(約123億4640万円)に到達した。

 これにより、新たな金字塔を打ち立てることになった。

36歳、長年の第一線で金字塔…米メディア反響「究極の金持ちになったことをお祝いします!」

 1990年代から2000年代にかけて男子ゴルフ界で頂点に君臨していたウッズの1億1006万1012ドル(約123億2600万円)を超えたといい、記事は「ロジャー・フェデラーがタイガーウッズを凌駕し、スポーツ界NO1の高所得者に」と見出しを打って大々的に伝えている。

 テニスは野球、サッカーなどの年俸制とは異なり、出場大会の賞金を積み重ねていく方式。フォーブス誌のランキングには、ボクシング、UFCなどで1試合に超高額を得られるファイトマネーは除外してあるとはいえ、100億円を優に超える額を自らのテニスで稼ぎ出したのは事実だ。

 20代から長く第一線を走り続けてきたからこそ獲得賞金は増えていく。テニス界の顔になったフェデラーといえば、6月に発表されたフォーブス誌のアスリート長者番付で、広告収入なども合わせた総収入がテニス界トップで全体4位に入り、年間70億円を稼いだことが話題を呼んでいた。

 米放送局「CBSスポーツ」も「ロジャー・フェデラー、究極の金持ちになったことをお祝いします!」とユーモアを交えて紹介。今年36歳を迎えたテニス界のレジェンドだが、復活を遂げた2017年のプレーを見れば、賞金額は伸びていきそうだ。