【ご当地】人気急上昇!宮城県の郷土料理「せり鍋」って知ってる?

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今年も、鍋がおいしい季節が到来。キムチ鍋にもつ鍋、寄せ鍋など、たくさん種類がありますが、ここ数年、じわりブームとなっている「せり鍋」をご存知でしょうか?

「せり鍋」は宮城県の郷土料理

数年前から女性を中心に人気を集め、徐々に全国的に知られるようになってきた「せり鍋」。元々は、宮城県の郷土料理なんです。せりは、春の七草として知られていますが、宮城県民にとってはせり鍋も七草粥にも負けないくらいの知名度を誇ります。

宮城県って、牛タンや魚介類などのイメージがあるかもしれませんが、じつは名取市を中心にせりの栽培が盛んで、せりの生産量は全国1位。宮城県以外では、茨城県でも多く栽培されています。

せり鍋がどんな鍋かというと、鴨だしや鶏ガラだしに豆腐やネギ、白菜、ゴボウ、鴨肉(鶏肉)などと一緒に、たっぷりのせりが入った鍋。葉の部分だけでなく、根っこの部分も使います。意外かもしれませんが、「根っこが好き」という人はかなり多いんです!

仙台に行かずともせり鍋は簡単に作れる!

そんなせり鍋は、わざわざ仙台行かなくても自宅で簡単に作ることができます。宮城県では、家庭ごとにそれぞれレシピが異なりますが、基本的には普通の鍋と同様、具材を入れて煮込めば完成です。

【材料】(2〜3人分)

・せり…2束

・鶏もも肉…1枚

・酒…200cc

・ゴボウ…1/2本

・ニンジン…1/3本

・白菜…1/4個

・長ねぎ…1/2本

・豆腐…1/2丁

・しょうゆ…大さじ1〜2程度

・塩…少々

・鶏ガラだし…お好みの分量

・しょうが(薄切り)…1〜2枚

【下準備】

★せりは洗って土を落としたあと、水につけておくとシャキッとします

★鶏肉と豆腐、野菜類は食べやすい大きさにカットしておく

★ゴボウはささがきにして水にさらしておく

★だしはメインとなる土鍋とは別の鍋で作っておく

【作り方】

(1)食べやすい大きさにカットした鶏肉と臭みをとるためのしょうがを土鍋に入れ、酒を入れて火にかける

(2)煮立ってきたらしょうがを取り除き、ゴボウ、せり以外の野菜類とだしを加える

(3)野菜に火が通ってきたら、ゴボウとしょうゆを加え、塩で味を調える

(4)最後にせりの根っこの部分、葉の部分の順に入れて完成♪

ちなみに、せりは火が通りすぎるとシャキッとした食感が楽しめなくなるので、一度に全部入れるのではなく、おかわり用にとっておいて追加していくのが宮城流。普通の鶏肉でももちろんおいしいのですが、鴨肉にするとさらにうま味がでて、お店の味に近づきます。ポン酢につけて食べるとサッパリしておいしいし、〆は蕎麦が◎。

今回は宮城県のせり鍋をご紹介しましたが、色んなご当地鍋に挑戦するのも楽しそう! いつもの鍋に飽きたら、ぜひ試してみてくださいね。

(文・三軒茶屋すみ子/考務店)