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東京都と国土交通省は16日、新宿駅周辺の屋内地図をG空間情報センターにて公開したことを発表した。

東京都が平成27年度に設置した「新宿ターミナル協議会」では、交通事業者や施設管理者、学識経験者が"わかりやすく、人に優しく、もっと便利なターミナル"をコンセプトに案内サインの改善やレイアウト、バリアフリー整備やマップ作成などを進めており、今回これらのデータをベースとして国土交通省が整備した電子地図として産官学の地理空間情報を集めるG空間情報センターで公開した。

データは、新宿駅周辺の地下街を含む屋内電子地図でデータ形式はGeoPDFとGISで利用できるShapefile形式。国土地理院の「階層別屋内地理空間情報データ仕様書(案)」に基づくものとなる。G空間情報センターは、産官学の各機関がもつ地理空間情報を流通させる目的で一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が運用、現在629件の有償/無償のデータセット15TBが保存してある。

国土交通省では、屋内地図整備のため「高精度測位社会プロジェクト」を実施しており、成田空港や東京駅、日産スタジアムと屋内電子地図整備のための実証を行いながら民間事業で活用できるデータ構築を行っており、今回新宿駅周辺のデータの公開へと至っている。

両者は、屋内ナビゲーションアプリの開発が容易となるようデータを公開しており、民間サービスの創出や2020年までに訪日外国人、高齢者や障害者を含む誰しもがシームレスに屋内外を行き来できるよう今後も取組を進める構えだ。なお、アプリ作成に際して実際に駅構内などを調査する場合には、各施設管理者の許可が必要になる。