こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

うっかり惨事も手伝って、歳下で格下のホタテくんとの関係にピリオドを。結婚を視野に入れた“本気の彼活中”の身です。目標は年内! 短期集中で頑張るゾ!と意気込んでおります。

これまでのお話はコチラ

どんな人がいいの? にモゴモゴしてしまう

とりあえず今やっていることといえば、地道な種まき。あちらこちらで「誰か紹介して」「合コンして」と、言って回る日々。でも、ここで必ず聞かれるのが「どんな人がいいの?」というやつです。もちろん、誰でもいいってわけじゃないけど、ここで「お金はこれぐらい、学歴うんぬんで、顔はこういう感じ……」って具体的なオーダーをする自信がもはやない(笑)。

過去に仕事で心理カウンセラーの先生を取材したことがあったんですけど、「30代の女性は、20代のときの自分と比べて落ち込みやすい」って言っていたのを思い出しました。「昔はもっと出会いがあったのに……」「昔はもっとモテたのに……」と。まさにそんな状態です。

もっと年上のお姉さまたちには「33歳なんてまだ大丈夫よ!」って言われますし、自分ももっと歳を重ねたら「33歳なんてまだヨユーだった!」って思うんだろうなぁとは考えるんですけどね。

今は33歳の器しかないからヨユーだ!とはどうしても思えない。でも、「33歳ってヤバイ、ヤバイ」と後ろ向きになっていることが、“今を持て余していること”になると思うと、恋愛に対しては、もう少し図太い姿勢でいた方がいいのかもしれませんね(誰に何を言われようが)。

さて、そんな矢先に聞いたのが、ちょっとアガるお話です。

弱っているときほど、おまじないやお守りにすがりたくなる

それは、自分がゴールインしたい人はどういう人か? それを細かくノートに書いてお守り代わりに持っていたら、そのノート通りの人と結婚できた!という夢みたいな内容(年齢は私と同じ33歳の女性)です。そのノートにはホクロの位置まで書いてあって、そのホクロも位置も希望通りだったのだとか。スゴイ!

やっぱりこういう、おまじないやらお守りやらには、惹かれてしまう(笑)。

というわけで早速、私も真似してみることにしたんです。

その通りの人が現れることをイメージしながら、まるでオーダーシートを書くようにペンを走らせてみました。

・容姿は気にしません(清潔感さえあればいい)

・むしろイケメンは苦手(なぜか昔から興味がない)

・話が面白い(一緒にいて笑える人が楽しい)

・ポジティブな人(自分がネガティブだから)

・食に興味がある(美味しいものをわかち合いたい)

・お酒を飲む(自分も飲むから、一緒に酔っ払いたい)

・できれば自営業(自分がフリーランスだから、一緒に切磋琢磨していきたい)

・お金稼ごうと頑張っている人がいい(尊敬しつつ、自分も一緒に頑張りたい)

・頭脳明晰な人(フルタ家は代々、男性が優秀、女性はちょっと危なっかしいっていう家系なので、そういう人じゃないと不安)

・いろんなところに一緒に出かけられる(「新しいレストランできたから行ってみようよ」「いいね、行ってみよう」みたいな会話がしたい)

・面倒見がいい(自分が妹でしっかりした兄がいたから、その方が居心地が良い)

・最初は追いかけるより追われたい

まだまだ書こうと思えば出てくるし、もっと具体的に書こうと思えば書けるんですが、ここで私はあることに気づいたんですよね……。

大嘘をつかれて裏切られた元彼を思い出す

あぁ、これってホラフキさんのことだ。その昔に付き合っていた元彼です。

書きながら頭の中には昔の思い出が、現れていたんですけど、認めたくなかったようで無視していました。そりゃそうですよね。この男とは本当に色々ありましたから。思考を整理する時に「見える化」するのが良いと、言われていますが、この運命人ノートは、書いた直後に効果を発揮したようです。

20代前半に2年半付き合った彼は、嘘つきで本当にサイテーでした。歳は10個上。当時は30代前半の若手経営者でした。出会ってすぐに意気投合して、付き合うことに。どこで何をしていても彼と一緒にいれば、とにかく楽しかったんです。思い返せばいつも笑っていました。いろんなことがスムーズに進み、このままずっと一緒にいることになんの疑いもなかったんです。

でも彼は、私と付き合っている最中に別の女性と結婚してしまったんです……。

親が決めた政略結婚(確かに実家は会社経営をしていてお金持ちでした)で、親同士の会社に大きな取引があったとかなんとか、いろんなことを言ってましたけど、今思えばおそらくほとんど嘘。お相手はかなりのお嬢様。彼の中で、私は一緒に時間を過ごすのは楽しかったのだろうけど「結婚相手」ではなかった。そういうことだったのだと思います。

「あなた、うちの夫とどういう関係ですか?」

その非通知の電話で全てが明るみになり、そのあとはもう大変(笑)。気づかなかった私も今考えると本当にアホだなって思います。

当時、彼が住んでいた港区の2LDKのマンション。確かに途中から「弟と住み始めた」と言って、その部屋に私が遊びに行くことはありませんでした。もう何年も前のことなので、そんなツメの甘い自分も愛おしく思えてしまいますが。若かったですし。

これがもう10年も前。

ホラフキさんは今どうしているかというと、離婚して子どもは奥さんが養育。ひとり寂しく、港区のマンション(当時とは別)で暮らしている。数年で離婚したと聞いた時は心から「ざまーみろ!」って思いましたけど、今はそんなことさえどうでもよくなるぐらい時が経っていて、ごくたまに連絡をとる仲に落ち着いています。

今なら彼との将来も可能性あり!?

「元気なの?」と、私はすぐに彼に連絡をして、久しぶりに会うことにしました。

自分の求めているパートナーはどういう人? 実際に手を動かして書いてみると、思わぬ発見があるかも⁉

ホラフキさんと会って、やっぱり「アリ」だと感じた!?でも、格差も存在して……〜その2〜に続きます。