田炳憲・前青瓦台政務首席秘書官=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地検は17日、オンラインゲームに関連する社団法人に絡む不正資金事件で前青瓦台(大統領府)政務首席秘書官の田炳憲(チョン・ビョンホン)氏を20日午前に出頭させ、取り調べを行うと発表した。

 文在寅(ムン・ジェイン)政権になって現与党系の高官が不正の疑いで検察に出頭するのは初めて。歴代保守政権の不正追及を進める文政権に大きな打撃になりそうだ。

 検察はテレビ通販大手のロッテホームショッピングが2015年にオンラインゲームに関する社団法人・韓国eスポーツ協会に協賛金名目で提供した3億ウォン(現在のレートで約3000万円)のうち1億1000万ウォンを横領した疑いで、田氏の国会議員時代の秘書2人を含む3人を逮捕している。

 田氏は当時、同協会の会長を務めており、同氏がロッテホームショッピングの協賛金提供に関わった疑いが出ている。

 検察は、当時、田氏とロッテホームショッピングの代表が会っていたことや、ロッテが裏金をつくるために購入したギフトカードを田氏の家族が使用したことも確認したとされる。

 田氏は16日に辞意を表明した後の記者会見で、「過去の秘書の逸脱行為をあらためて申し訳ないと思う」としながらも、「いかなる違法行為にも関与していない」と容疑を強く否定した。