ビデオ規格「ベータ」40年の歴史に幕。ソニーが2016年3月をもってカセットを出荷終了。VHSはいまだデッキも販売中
ソニーが、ベータビデオカセットとマイクロMVカセットの出荷を2016年3月をもって終了します。

1975年にベータマックス1号機が登場してから約40年、ベータマックスフォーマットの歴史に幕が下りることになりました。

ベータマックスはVHSと比べて高画質で、特殊再生や最長録画時間などの面でも大きなアドバンテージがありました。しかし、普及価格帯ビデオデッキの遅れや販売網たために、シェアではVHSに大きく水をあけられたのです。

1987年には、ベータ陣営トップのソニーですらVHSデッキとの併売を開始。これが実質的な敗北宣言となり、1995年2月にはカセットの製造が終了しました。「技術的に優れているものが、必ずしも生き残れるとは限らない」という技術好きには少々残念な結果となったのです。

VHS方式も、HDDレコーダーやデジタル放送の波には勝てずシェアは減っていますが、いまだにVHSカセットだけでなく再生専用デッキも量販店で販売されています。