リーダー・小西麗菜(おとめボタン)/※画像は1周年記念ライブの様子

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名古屋を拠点に活動するガールズスユニット「おとめボタン」。今をときめく「BOYS AND MEN」の妹分でもある彼女らは、歌やダンスだけでなく、日本の古典芸能を取り入れたイリュージョンや芝居、殺陣など幅広い手法で観客を魅了させるパフォーマンス集団だ。現在はイベント出演のほか、テレビやラジオ、雑誌など多数のメディアにも出演。2017年6月に台湾、7月に中国・上海での海外公演を行い、国内だけにとどまらず活動の場を広げている。

【写真を見る】歌やダンスだけでなく、イリュージョンや芝居、殺陣などさまざまな手法で観客を魅了/※画像は1周年記念ライブの様子

■ 老若男女に愛されるガールズユニット

「おとめボタン」のメンバーは、リーダーの小西麗菜をはじめ、福島彩菜、宮原七奈、上田美沙季、坂中楓、山川紗希の6人。彼女たちのライブは公演する内容以外に、もう1つ特徴がある。それは世代・性別を超えた観客だ。公演時には子どもから年配者まで幅広い世代が集まる。その理由の1つに、毎月12日に行われる東別院定期ライブ公演があげられるだろう。年配者や家族客が訪れる場所で活動を続けることで、若年層以外のファンの獲得に至った。披露する曲はアップテンポなものからバラード調のものまでそろっているほか、前述で述べたイリュージョンや殺陣といった視覚で楽しめるパフォーマンスができるのも、幅広い世代に受け入れられる要因と言えるだろう。

■ 結成1周年記念ライブで見せた“おとめの度胸”

2017年11月4日(土)に、「おとめボタン」の結成1周年を記念して「おとめの度胸をみせろ!超ド級の1周年記念ライブ」(以下、1周年記念ライブ)をダイアモンドホール(名古屋市中区)で開催。チケットは完売し、会場には約550人の観客が訪れた。このライブでは、代表曲「じゃじゃウマおてんBURN!!」を含めた全9曲のほか、殺陣やイリュージョン、コントなどを披露。

ライブトークでは、1周年記念ライブを迎えた彼女たちが感極まって涙する印象的な場面も。最年少の福島は「心が折れそうな時も、仲間が支えてくれたから…」と、福島だから知るメンバーの優しさや魅力を紹介した。またメンバー内の“お姉さんキャラ”である上田は、「一生懸命、毎日練習をしたり、チラシを配ったりしたけど、披露する場が少なく不安を感じる時もあった。でも、応援してくれるファンのおかげで、1周年を迎えることができた。この感謝は絶対に忘れない!」と語った。2人のコメントに応えるように、リーダーの小西は「今回に限らず、2周年、3周年目を目指していきたい。いつかは1人、1人がテレビやラジオ、雑誌で見ない日はないぐらいに活躍できるようになるのが夢。そしてメンバーにとって『おとめボタン』を楽しく集える場所にしていきたい」と、将来の展望をファンの前で掲げた。

そんな1周年記念ライブでは、12月2日(土)に新曲「オキラクゴクラクガール」のリリースや、12月9日(土)に「東別院ホール」で行われる「東別院演芸会 チャレン寺 vol.2」にコラボ出演することを発表。東海発・新進気鋭のパフォーマンスユニット「おとめボタン」に今後も注目したい。【東海ウォーカー】(東海ウォーカー・淺野倫孝)