男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル5日目。リターンを打つロジャー・フェデラー(2017年11月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)は16日、英ロンドンで5日目が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が6-7(5-7)、6-4、6-1で第5シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を下し、ボリス・ベッカー・グループ(Group Boris Becker)全勝で準決勝進出を決めた。

 今大会が開催されているO2アリーナ(O2 Arena)から、わずか数マイル離れた場所で行われた4か月前のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)決勝以来の対戦となった両者だが、チリッチは足のまめに泣いてフェデラーに8度目の大会制覇を譲ったときと同様、この日も悔しい結果となった。

 すでにジャック・ソック(Jack Sock、米国)とアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)の2人を退け、グループ首位通過を決めていたフェデラーにとって、この日の試合は一方的な展開で勝利したウィンブルドンのときのように一筋縄ではいかなかったが、逆転勝ちを収めることに成功して自身の連勝を13に伸ばしている。

 アンディ・マレー(Andy Murray、英国)やノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)らが故障で不在の状況に加え、世界ランク1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も今大会は膝のけがで初戦後に棄権を表明しており、最終戦で7度目の優勝を狙うフェデラーにとっては、視界が開けてきたようにみえる。

 現在36歳のフェデラーは試合後「タフな試合だった。1セットダウンになり、第2セットに入ってもブレークポイントを握られる苦しい展開だったが、そこから抜け出すすべを見つけることができた。このような形でプレーできたことには満足している」と語った。

「こうやって自由にテニスができるのは良い。土曜日(18日)へ向けてアイデアが養われる。(ダビド・)ゴフィン(David Goffin、ベルギー)か(ドミニク・)ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)との対戦が楽しみだ」
【翻訳編集】AFPBB News