訪れたことのない国についていろいろ想像を膨らませることは楽しいことだ。だが、断片的な情報を基に想像を膨らませていくと、現実とはかけ離れたイメージができあがってしまうことがある。経済が急速に発展し、余暇を日本で過ごす中国人が増えてきてはいるが、実際に日本を訪れたことのある中国人は、国民全体のごく一部に過ぎないため、中国では日本に対して間違ったイメージが定着していることも否定できない。(イメージ写真提供:123RF)

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 訪れたことのない国についていろいろ想像を膨らませることは楽しいことだ。だが、断片的な情報を基に想像を膨らませていくと、現実とはかけ離れたイメージができあがってしまうことがある。経済が急速に発展し、余暇を日本で過ごす中国人が増えてきてはいるが、実際に日本を訪れたことのある中国人は、国民全体のごく一部に過ぎないため、中国では日本に対して間違ったイメージが定着していることも否定できない。

 中国メディアの今日頭条は13日、中国人が持つ「日本に対する共通の勘違い」を紹介する記事を掲載し、中国人が持つ日本に対する認識のうち、どのようなものが間違っているのかを紹介している。

 記事は11の勘違いを指摘しているが、そのなかに「日本人は寿司と懐石料理を日常的に食べている」というものがあった。日本を訪れる旅行客のなかには宿泊先で寿司や懐石料理を食べる機会があることだろう。また、中国で日本食と言えば寿司や刺身をイメージする人が多くいる。それゆえ、中国人の間で日本人は毎日寿司や懐石料理を食べているという間違ったイメージが広がったものと推測される。

 さらに、「すべての日本人は道徳に対する高い意識を持っている」というのも間違いだと主張している。確かに、中国の現状と比較した場合、日本の街の様子は清潔で、ゴミが落ちていることは少ない。だが、自動車の運転を始め、様々な分野でマナーが悪い日本人もいるのは確かだ。逆に、中国人のなかにも日本人以上に道徳意識の高い人も存在している。

 ほかにも記事は、「日本人は背が低い」というのも間違いだと紹介している。欧米人と比較した場合、日本人の身長は低いかもしれないが、日本人の平均身長は伸びており、中国人とほぼ同等という統計もある。中国では「小日本」という日本に対する蔑称があるが、この言葉の語源は日中戦争や第2次世界大戦のころの日本人の身長が低かったことが理由の1つと言われており、今でもこのイメージが中国に残っているということだろう。

 これに対して、中国のネットユーザーからは、「ネット上の情報は信用できないので、自分は、実際に日本で生活したことのある中国人からの情報だけを信じるようにしている」といった意見が寄せられていた。現在、インターネットを通じて手軽に様々な情報を得ることができる。その情報をそのまま信用することには様々なリスクが伴うものだが、特に中国では日本についての情報は「真偽様々」であるのが現状だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)