関ジャニ∞、「応答セヨ」でどんな姿見せる? 音楽と真摯に向き合う歌声とバンド演奏に注目

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 本日11月17日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に関ジャニ∞が登場する。披露するのは、11月15日にリリースされた最新曲「応答セヨ」だ。丸山隆平が主演する映画『泥棒役者』の主題歌にもなっているこの曲は、ポルノグラフィティの新藤晴一が作詞を手掛けたことでも話題に。オンエアの見どころについて、芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。

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「関ジャニ∞は、年々バンド演奏のイメージが色濃くなっています。2015年よりスタートした『関ジャム〜完全燃SHOW(テレビ朝日系)』 で多くのミュージシャンと音楽について語り合い、そして様々な形でセッションをした経験は、確実に彼らを表現者として大きく成長させたと思います。 そして今年、野外フェス『METOROCK 2017』に出演し、ジャニーズファン以外の観客からも大きな支持を集めたのは、記憶に新しいところです。自社レーベルを設立して以来、より一層こだわりを持って音楽に向き合っているのを感じますし、新作をリリースするたびに引き出しの多さに驚かされます。バラエティでワチャワチャする姿も関ジャニ∞の大きな魅力ですが、バンド演奏をしているときの彼らはまさにむき出しのアーティスト。“魅せる”アイドルの顔と、“伝える”バンドマンの顔。その二面性に引き込まれるのも、関ジャニ∞ならではの持ち味です」

 映画『泥棒役者』の主題歌でもあることから、主演を務めた丸山がAメロのアタマをソロで歌う。「1番大事なエンディングに流れる音楽なので、西田征史監督が頭に描いていたイメージを受けて、新藤さんが歌詞を書いてくださったんです」(雑誌『Songs』 2017年12月号より)というコメントにもあるように、歌に物語の広がりを感じると佐藤氏は続ける。

「<子供の頃に願い事をかけた>という歌詞で始まるソロパートは、丸山さんの優しい歌声がとても印象的。男らしさや賑やかなイメージが強い関ジャニ∞の中から、無垢な少年たちが目の前にフッと現れて、あっという間に聞く人を歌の世界へと誘う……そんな歌い出しです。11月15日に放送された『ベストヒット歌謡祭2017』で披露されたときには、丸山さんが夜空を眺めて思い出を回想するような目線の配り方をしていました。インタビューで“映画と歌の架け橋やなっていうイメージを持ちながら歌った”と語っていたように、この曲は、映画と歌、地上と宇宙、過去と今、現実とまだ見ぬ世界……と、様々なモノの間を行き来する不思議な浮遊感に包まれます。ストーリー性を感じさせる歌詞を書く新藤さんと、生き様そのものが物語になり自らその語り部でもある関ジャニ∞。二者間の交信から楽曲が生まれ、それが聞く人に発信される。しかも、今夜は生放送。ストレートにバンドの魅力で勝負できる生演奏こそが、この曲の真髄かもしれません。個人的にはジャケットのモールス信号のデザインにグッときました。発信側も受信側も相互理解があってこそ伝わるメッセージがあることを象徴しているようで。今夜の放送では、まさに関ジャニ∞と視聴者の心の通信が感じられるかもしれませんね」

 渋谷すばる曰く「歌ってて気持ちがアツくなる感じ」という「応答セヨ」。今夜は、全力で歌い、演奏する彼らの表情を楽しみ、歌の世界観に浸り、そして関ジャニ∞のアツい想いをしかと受け止めよう。(竹上尋子)