マクラーレン、中東の顧客が特別注文したブラックとゴールドの「720S」を公開

【ギャラリー】Bespoke McLaren 720S Dubai9


ユニークなご当地スーパーカーが登場した。マクラーレン・スペシャル・オペレーション(MSO)がデザインしたこの特別注文製作のマクラーレン「720S」は、ゼニス・ブラックで塗装されたサテン仕上げのボディにゴールドのアクセントが印象的だ。リア・ウィングには同じくゴールドで、アラビア語で記されたマクラーレン創設者の言葉がドバイのスカイライン(空を背景にした街の輪郭)を象っている。現在、ドバイ国際モーターショーに展示されている同車は、このあと匿名のオーナーに納車されることになっている。

マクラーレンは今回、依頼されたこと以上に"成し遂げること"が心情的なテーマだったと語る。英国の高級スポーツカー・メーカーとして、そして同社にとって主要な顧客であり、資金の源でもあるアラブ首長国連邦と湾岸諸国のためにも、ということだろう。リア・ウィングに記されているのは、「人生は成し遂げたものの大きさで判断される。長さだけではない」という言葉で、マクラーレンの創設者ブルース・マクラーレン氏の自伝『From the Cockpit』(1964)に登場する一節を抜粋したものだ。車内のプラークに記された"1 of 1(1台中1台)"という文字が、MSOの理念とも一致する。


サテン・ブラックと対照を成すのがゴールドのアクセントだ。エンジンのヒートシールドには本物の24金(!)を使用し、ブラックのレザーとアルカンターラを組み合わせたインテリアの各部にもゴールドが取り入れられている。フロント・スプリッターやエア・インテーク、リア・バンパー、ルーフ・パネルなどには、オプションとして用意されているカーボンファイバー・アップグレード・パッケージのパーツを使用した上で、さらにリア・ディフューザー、ドアミラー・アーム、リアのエアロ・ブリッジとデッキ、エンジン・カバーも、新部門「MSOディファインド」が手掛けたカーボンファイバー製となっている。車内も通常のカーボンファイバー・パッケージに加え、ステアリング・ホイール、ベントの周囲、シルプレートなどがMSOディファインドによるカーボンファイバーだ。シフト・パドルとステアリングのスポーク、ドアのインナーパネルは、サテン・ゴールドでペイントされている。


エンジンは通常の720Sと同じ、最高出力720psを発生する4.0リッターV8ツインターボを搭載。0-200km/hまで7.8秒で加速し、最高速度は341km/hに達する。

マクラーレンによれば、今回のカスタマイズは通常の製造プロセスに加え120時間以上が掛かっているという。これにはリア・ウィングのグラフィックを完成させるのに要した30時間が含まれている。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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