【極秘情報】今明かされるタモリがタモリである理由! タモリの知られざる噂と秘密とエピソード7選

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日本のお笑いビッグ3の一人と称され、「笑っていいとも!」では31年半に渡ってフジテレビの昼の顔を務めたタモリさん。その最終回では共演NGが噂されたタレントまでもが一堂に会するなど、タモリさんがいかに多くの芸能人から慕われているかが証明されるような内容になったのは記憶に新しいですよね。毒のないキャラクターが多くの世代から支持されているのです。

タモリの知られざる噂と秘密



今回はそんなタモリさんの知られざる噂や秘密、エピソードをお届けします。タモリさんは今でこそ万人から親しまれていますが、デビュー当時は破天荒なキャラクターであったり、今では考えられないような逸話がたくさんあるのです。笑っていいとも、ブラタモリ、Mステなどのイメージしかない人には、驚きの内容ばかりかもしれませんよ。



1. タモリがサングラスの理由

タモリさんのトレードマークといえばサングラス。テレビで素顔を見ることはほとんどありませんよね。若かりし頃はサングラスではなく眼帯を装着して、何とも怪しい風貌をしていました。しかし、サングラスや眼帯をつけるのはただのキャラ作りではなく、理由があったのです。

実は、タモリさんは過去に片目を失明してしまったため、サングラスや眼帯をしてきたのです。タモリさんが小学3年生の頃、下校途中にワイヤーに顔をぶつけてしまい、針金が右目に刺さる事故が発生。2ヶ月間休学して治療に専念したそうですが、残念ながら視力が戻ることはなかったのだそうです。

2. あまりにも複雑な生い立ち

タモリさんは話の聞き手に回ることが多いからか、なかなか自身の生い立ちを明かす機会がありませんよね。実は、タモリさんは祖父母に育てられているのですが、この祖父母はタモリさんと血の繋がりはあるものの、実の祖父母ではないという複雑な関係なのです。

この祖父母には子供ができなかったため、祖母は実の弟(12人兄弟で祖母とは親子ほど年が離れていた)を、祖父は姪を養子にします。そして、養子にした弟と姪が大きくなったときに、その2人を結婚させました。その2人の間に生まれたのがタモリさんだったのです。

タモリさんの立場から見ると、両親は兄妹で結婚していることになり、育ての祖父母は戸籍上の祖父母であるのと同時に、母親の伯父・父親の姉にもあたるわけです。法律上まったく問題はないのですが、非常にややこしいですね。テレビ番組では進行役を務めることが多いために自身のことを話せないのはもちろんあるでしょうが、複雑すぎて話しにくいというのも、生い立ちが明かされない理由のひとつになっているかもしれません。

3. 早稲田大学から除籍処分を受けている

高校卒業後、一年浪人をして早稲田大学に入学したタモリさんですが、3年次に学費未納で除籍処分を受けてしまっています。どうして学費が未納になってしまったのかと言うと、大学2年生のときに友人たちと旅行に行くことになったのですが、お金が足りない友人がいたため、仕送りの学費を友人用の旅費として使ってしまったのです。

友人がすぐにお金を返してくれれば当然授業料の支払いはできたのですが、友人は返済が遅れてしまい、その結果除籍処分に……。恨みを持っても仕方ないようなエピソードですが、現在もその友人とは仲が良いと言うのですから驚き。タモリさんの懐の深さがうかがえますね。



4. 赤塚不二夫とのエピソード

赤塚不二夫さんの葬儀でタモリさんが読んだ白紙の弔辞が感動的だと話題になりましたが、タモリさんにとって赤塚不二夫さんは恩師のような存在。タモリさんは大学を除籍されたあとは福岡に戻り働いていたのですが、月に一度だけ上京して素人芸人として活動を続けていました。

それが赤塚不二夫さんの目に留まり、自身の生放送番組への出演を勧め、福岡に帰らなくても平気なように自身が住んでいた4LDKの家に住まわせ、乗っていたベンツを貸し、さらに月20〜30万円の小遣いまで渡していたそうです。その結果、赤塚不二夫さんは仕事場で寝泊まりすると言うことになってしまったのですが、それほどまでタモリさんの才能に惚れ込み、ブレイクするまでを支えていたのです。

5. 往年の芸風は江頭2:50的なものだった

タモリさんが「笑っていいとも!」に出演し、昼の顔として定着する前は割とキワモノ芸人的な扱いを受けていました。タモリさん自身はその頃の芸風を今の芸人に例えると「江頭2:50」的なものだと表現しているのです。そんな人がフジテレビの昼の顔として起用されたのですから、当時は衝撃だったでしょうし、まさかここまで愛されるキャラクターになるとは誰も思わなかったのでしょう。

6. 国内最大級のヨットレースの主催者

タモリさんはヨット好きで知られていますが、2008年から自らの名前を冠した「タモリカップ」なるヨットレースを開催。2013年には横浜・福岡の2ヶ所で開催し、合計で300艇近いエントリーを集めるという国内最大級のヨットレースに成長しています。

タモリカップに出場するためのドレスコードはサングラスの装着。レース出場者全員がサングラスを付けているというシュールな状態となり、タモリさん自身も一般参加者と一緒にゲラゲラと笑いながら楽しんでいるそうです。



7. 夫婦の時間を大切にして過ごしている

31年半も続いた「笑っていいとも!」が終わり、たくさんの友人から旅行の誘いを受けるようになったタモリさんですが、その誘いを受けることはほとんどないそうです。その理由はずっとタモリさんを支え続けてきた奥さんとの時間を大切にしたいから。

今年で結婚生活47年を迎えるタモリさんですが、いいともを始めとする生放送の番組を多く抱えていたため、これまでは宿泊を伴う旅行がほとんどできませんでした。ようやく時間が取れるようになったため、今年は奥さんと東アジアを巡る旅行に出かけるなど、夫婦の時間を一番大切にするようにして過ごしているようです。



これからも活躍が楽しみ



タモリさんはサングラスをかけていることもあって年齢がわかりにくいですが、実は今年でもう72歳となりました。しかし近年のタモリさんは生放送の番組が減り、タモリ倶楽部やブラタモリなどの番組で今までよりも生き生きとした姿を見せてくれているような気がします。これからもマイペースで視聴者を楽しませてほしいものですね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/