現代自動車の蔚山工場=(聯合ニュース)

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【蔚山聯合ニュース】韓国の現代自動車が韓国の企業で初めて日本の自動車メーカーを参考に地震対応マニュアルを作成したことが17日までに分かった。

 マニュアルを作成するにあたり、まず現代は全国の生産工場の従業員の地震発生時における避難基準を用意した。

 避難基準は震源地と工場の距離などを総合的に判断し、工場に実際に伝わる震度を計算する方式を採用した。震源のマグニチュードを基準とせず、生産工場に到達する実際の震度を自動で計算して判断する。

 南東部・慶尚北道浦項市で15日にマグニチュード(M)5.4の地震が発生した際、同社の蔚山工場で観測された揺れは震度3と判断され、工場は正常稼働した。 

 生産工場で観測された揺れが震度4以上であれば工場の稼動を一時停止し、職員は敷地内の安全な場所に一時避難する。また震度5以上であれば直ちに工場の稼動を停止し、すべての従業員は工場の外に避難するよう定めた。

 現代は避難基準の設定とは別に、今年9月から地震に備え各工場で模擬訓練も進めている。

 現代の労使は昨年9月に慶尚北道慶州市を震源とするM5.8の地震が発生したことを受け、地震対応マニュアルを作成するためのタスクフォース(特別チーム)を発足。愛知県豊田市の防災訓練センターのほか、トヨタ自動車や日産自動車の九州工場などを視察した。