特典クーポン付き専用台紙のイメージ(東京メトロの発表資料より)

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 東京メトロは、2018年1月に東京都内のデパートを巡り、買い物を楽しめる「新春デパート巡り乗車券」を発売する。地下鉄開通90周年感謝祭「TOKYO METRO 90 Days FES!」の特別企画で、戦前の1932年から1941年まで販売して好評を得た「デパート巡り乗車券」を復刻した。

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 発売する乗車券は、東京メトロとその前身の帝都高速度交通営団、東京地下鉄道株式会社の乗車券字紋を取り入れた特別デザインの東京メトロ24時間券3種類と、銀座線沿線の9つのデパートで使用できる特典クーポン付き専用台紙をセットにした。

 24時間券は東京メトロ全線が24時間、乗り降り自由となる。有効期限は2018年1月1日から31日まで。価格は270円。1人1セット、9,000セット限定の抽選販売となる。乗車券1枚単位や小児用の販売はしない。

 特典クーポンのつくデパートは、大丸松阪屋百貨店、そごう・西武、高島屋、東急百貨店、松屋、丸井、三越伊勢丹で、各デパートの店舗で1回、1人に限り使用できる。特典クーポンの使用期間は乗車券と異なり、原則2018年1月2日から31日まで。店舗ごとに異なる。

 日本橋三越本店では、婦人雑貨、婦人靴などの売り場で税込み5,400円以上購入した利用者に花柄のクリアファイル、上野マルイでは税込み1,000円以上購入した利用者に上野マルイパンダオリジナルクリアファイルをプレゼントするなど、各店舗が工夫を凝らした特典を用意している。

 応募は、はがき、ウェブサイト、ツイッターから可能で、応募期間は11月20日から12月10日まで(はがきの応募は12月10日必着)。応募は重複してできるが、当選は1回だけ。当選者にははがきかメールで通知があり、12月23日から日本橋駅の特設ブースで販売する。

 1932年の日本橋駅開通時に、利用区間を「上野広小路-日本橋」とするデパート巡り乗車券を発売したところ、女性に好評を博したという。1934年の銀座駅開通の際には、利用区間を「上野広小路-銀座」に改め、1941年まで販売していた。デパートがある駅で1回ごとの途中下車を認める仕組みで、かつての人気乗車券を90周年感謝祭で復活させた。