2014年ソチ冬季五輪の開会式で掲げられた五輪の旗とロシア国旗(2014年2月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】世界反ドーピング機関(WADA)は16日、韓国の首都ソウルで理事会を開き、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)に対する資格停止処分の継続を決定した。これにより、同国は来年2月に開催される平昌冬季五輪で出場禁止になる可能性が高まった。

 今回の決定は、WADAの独立調査官リチャード・マクラーレン(Richard McLaren)氏の報告書で明らかにされた国家ぐるみのドーピング疑惑をロシアが否定して以降、ある程度予想されていた。

 ロシアが平昌冬季五輪に出場できるかについては、来月スイス・ローザンヌ(Lausanne)で行われる国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)の理事会で決定される予定となっている。

 メダルを量産した自国開催の2014年ソチ冬季五輪をピークに、2011年から2015年にかけて国家ぐるみのドーピングが横行していたことをマクラーレン氏に指摘されたRUSADAは、WADAからその後「(規則に)非従順」であると宣告されていた。

 ロシアの諜報(ちょうほう)機関やスポーツ省は、黒海沿岸のドーピング研究所で薬物汚染された尿サンプルをすり替えるなどの隠ぺい工作をした疑いが持たれている。
【翻訳編集】AFPBB News