2023年ラグビーW杯の開催国がフランスに決定したことを聞き、落胆する南アフリカラグビー協会のマーク・アレキサンダー会長(中央)やジュリー・ルー最高経営責任者(右)。WORLD RUGBY提供(2017年11月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ワールドラグビー(World Rugby)は15日、英ロンドンで理事会を開き、2023年に行われるW杯(Rugby World Cup 2023)の開催国をフランスに決定した。しかし、事前にワールドラグビーの推薦を受けながらも落選した南アフリカからは、今回の決定に怒りの声が上がっている。

 南アフリカラグビー協会(SARU)のマーク・アレキサンダー(Mark Alexander)会長は、ともに最終候補に残ったフランスとアイルランドから、直前になって公に批判を受けたことが開催権を逃す結果につながったと不満を示し、選考レースは理事会メンバーの秘密投票が迫った2週間前から「不明瞭」になったと怒りをあらわにした。

 この日の投票では、1回目でアイルランドが脱落し、南アフリカはフランスとの決選投票まで進むも最終的に15対24で下回った。アレキサンダー会長は「過去15か月間はとても透明性があったが、ここ2週間は非常に不明瞭だった」「われわれは決まりを守ってきたが、ある特定のルールが選考過程で破られた点については腹が立つ」と語った。

 同会長は、自身が破られたと考えるルールについて具体的な答えは出さず「われわれは定められたルールに従って選考レースを走ってきたのに残念だ」としながらも「また戻ってきて、次も勝負したい」と付け加えている。

 また、SARUのジュリー・ルー(Jurie Roux)最高経営責任者(CEO)は、2週間前に行われたワールドラグビーの審査でトップに立ちながらも、最終的には反対の結果が出た点について「選考プロセスや透明性をばかにしている」と失望をあらわにした。
【翻訳編集】AFPBB News