大手設備工事企業の高砂熱学工業は、現場作業に携わる従業員にApple Watch Series 3を合計400台配布し、生産性向上や作業の効率化を目指すと発表しました。

Apple Watchの基本機能を活用

高砂熱学工業がApple Watchに期待する生産性改善効果は、当面は基本的な機能を使ったものです。手首に通知が来ることで、電話の取り逃がしの防止や、Siriで簡単に電話やメッセージを送信、報告・連絡の迅速化、天気アプリで熱中症予防といった使い方を想定しています。こうしたApple Watchの使い方は現時点で目新しいものではありません。

 

 

しかしこれらに加えて、実際にApple Watchをつけて作業した従業員を対象にアンケートを実施し、新しい使い方についてのアイディアを募るとしています。新しい使い方として安全品質の向上危険予知の徹底安全作業手順書のデジタル化作業員の入退室管理といったものを想定しているようです。
 
400人がApple Watchをつけて作業をすれば、当初想定していなかった新しいアイディアが出るかもしれません。高砂熱学工業の取り組みによって、Apple Watchの可能性が広がることも期待できそうです。

Apple Watchで社員の健康増進も

高砂熱学工業は現場の生産性や作業効率の向上だけでなく、社員の健康維持、管理にもApple Watchを活用するとしています。この取り組みにはApple Watch向けの健康経営アプリ「CiRQLE」を用い、社員がチームとなってウォーキング等のアクティビティで獲得したポイントを競う形で健康維持を図ります。

 

 

Apple Watchのアクティビティアプリでも同様に、リングを完成させるという目標を課して日々の運動への意識を維持する仕組みが導入されています。そうしたゲーミフィケーション的な取り組みが会社という単位でどこまで効果を出せるかも、高砂熱学工業の取り組みの注目点かもしれません。ちなみに「CiRQLE」を用いた健康管理は先行導入している同社従業員にはかなり好評とのことです。
 
 
Source:高砂熱学工業
Photo:Phone Appli
(KAZ)